緊急搬送された2歳弟、命の危機を乗り越え退院……! 大好きな兄との笑顔の再会に「涙が止まりません」「ほんとに良かった!」(1/2 ページ)
再会したふたりの温かな光景に涙……。
1カ月半ほど入院していた先天性心疾患の男の子が退院し、大好きなお兄ちゃんと再会するまでを記録した動画がYouTubeに投稿されました。2人の喜ぶ姿に、コメントでは「本当に良かった」「涙が止まりません」と感動する声が寄せられ、記事執筆時点で7万再生を突破しています。
闘病中の2歳の次男が入院……
投稿したのは、YouTubeチャンネル「ふわりの日常【妊婦ー難病子育て】」さん。次男のふーくんは、お母さんのおなかの中にいるときに内蔵奇形が見つかり、生まれてから1歳になるまでに3回開胸手術を受けました。その後も緊急入院や手術、通院やお薬を飲むことを頑張りながら生活しています。
現在2歳のふーくんは、1歳のときに受けた4回目の開胸手術、約8時間に及ぶフォンタン手術(下半身の血流が肺動脈へ流れるようにする手術)後の合併症により、前日まで元気だったところから容体が急変。病名は「鋳型肺炎」で、症例が少なく確立した治療法がないことから不安な日々が続き、緊急性があるため面会もあまりできず、ふーくんは親と離れて今回も一生懸命に頑張りました。
ICUを経て食事がとれるまでに約1カ月
人工呼吸器が取れたのは16日目、ICU(集中治療室)から出られたのは18日目。その後も1カ月以上の鎮静薬の投与と、31日間の絶食を経て、ようやく食事ができるまでに。退院直前には完食するくらいになり、会話にも「うー」と返事をしたりと、入院前の調子に戻っていきました。
退院、大好きな兄との再会
立てるようになるための大変なリハビリも頑張って退院したふーくんは、大好きなお兄ちゃん(現在4歳)とついに再会……! 窓の外に帰宅したお兄ちゃんを見つけると「にっはん(お兄ちゃん)」と指を指し、対面すると大きな声を出して喜ぶ姿が映っています。
ちなみにふーくんは入院中、お兄ちゃんの動画にはとても良い反応をみせていたそうで、またお兄ちゃんはテレビ電話をした際にふーくんを笑わせようと変顔をたくさん披露していたなんてエピソードも。
そんな仲良しのふたりは、お互いにテンションが上がって、かわいくはしゃぐ姿が。そしてお兄ちゃんは安心したようにふーくんをなでると、両手でやさしくぎゅっとハグ。うれしそうな兄弟の温かな光景に、見ているこちらもうれしくなって涙がこぼれます。
その後も笑顔で元気に歩き回るふーくん。家族の絆とそこから生まれるパワーを感じる動画には、「再会を全身で喜ぶ姿、こちらも嬉しくて嬉しくて涙が止まりません」「2人の笑顔に癒やされます」など、ほっこりした人の声が多く寄せられています。またずっと見守っている視聴者からは「元気になって本当に本当に良かったです」とホッとする声、そしてたくさんの「おかえりなさい」の声も届いています。
大切なわが子との日々を公開しているママさんは、動画を通して、病気があっても幸せに暮らせるということを伝え、誰かの希望になれたらと「ふわりの日常【妊婦ー難病子育て】」を開始。また病気の子どもの現状を知ってもらい、できないことができた際にその理由を理解してもらえたらとの願いもあり、発信しています。
情報や日常は、Instagram(@fuwarinonitijou)やX(Twitter:@fuwaricooking)でも公開しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「ふわりの日常【妊婦ー難病子育て】」さん
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