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「感動でしかない」 築50年の古民家が…… 田舎で暮らす29歳男性による“1年間”のリノベーションに称賛の声(1/3 ページ)

周りの美しい自然と調和するようなすてきなお家が完成しています。

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 50年前に祖父が建てた家を1年かけて改築。夢の家が出来上がるまでの様子を撮影した動画がYouTubeで感動の声を集め、記事執筆時点で20万再生を突破するなど話題です。

完成後は笑顔に

 投稿者の高須亮佑さん(※動画時点では29歳)は、生まれ育った愛知県・幸田町での田舎暮らしの日常をYouTubeチャンネル「TAKASU TILE」にて公開しています。今回は母屋の一部分をリノベーションすることに。新しい暮らしを始めるため、理想の“家作り”がスタートしました。

今回リノベーションする築50年の古民家

 家の中を片付けたら、古い壁を取り外していく高須さん。外壁を剥がすと割竹で編まれた“竹小舞”の土壁が出てきたりと、昔ながらの家の構造を勉強しながら作業を進めていきます。

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家の中のビフォー(片付け中の様子)
“父と子の共同作業”で土壁を壊していく

 苦戦しながらも解体を終えたら、父がつないでくれたという素晴らしい職人さんたちの手によって空間を広げる増築工事が行われ、あっという間に棟が立ちました。ちなみに家の工事前には地鎮祭を、新しい家の柱が立った際には上棟式(建前)を執り行い、工事の安全と完成を祈願しています。

スペースを広げる工事の風景

 高須さんは家に使う板を自身でひたすら磨いて塗っており、床、壁、天井に使われたその木材を見るたびに、きっとこのときの光景を思い出すだろうとつづっています。また左官さんに教わりながらしっくいを塗ってみるシーンも。

1年間の工事もついに大詰めへと近づいていき……
取り付けたドアを見てこの表情

 最後は“たかす家”には欠かせないという畳が届き、い草の香りがたまらない部屋に。完成した家のキッチンやお風呂には自然豊かな景色が楽しめる窓が付き、お気に入りの1枚板のカウンターや、爽やかな色のタイル、和を感じるモダンな照明、梁が見える天井と、温かみのある“新居”が出来上がっています。

外の景色が眺めることができるすてきなキッチン
すてきな和室
これからの生活が楽しみな“新居”が完成しました

 コメント欄では「木のぬくもり、古民家の落ち着きのあるとってもすてきなお家!」「命を吹き返したお家を見てお祖父さまもお喜びだと思います」と称賛の声が上がり話題に。また祖父の家を大切に残すための行動と、全てのことに感謝する高須さんの姿勢に「感動でしかない」「自然と涙があふれてきた」などの声も寄せられています。

 ちなみに紹介した動画は総集編で、YouTubeチャンネル「TAKASU TILE」では動き出したころからの様子がVlogとして公開されています。ブログではYouTubeの裏側、情報はX(@takasutile)とInstagram(@takasutile)でも発信中です。

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動画提供:YouTubeチャンネル「TAKASU TILE」さん

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