「あの子の笑顔見た?」クリスティアーノ・ロナウド、車椅子の少女を“お姫様”のようにエスコート 「あなたはいつだって最高」と感動呼ぶ(1/2 ページ)
いつも子どもに優しいロナウド。
サッカーポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドが6月11日にアイルランドとの親善試合に出場。その際、エスコートキッズの一人である車いすの少女と入場しており、まるで“お姫様”のように優しく接する様子が話題を呼んでいます。当該の動画には、記事執筆時で5万件以上のコメントが寄せられています。
動画はロナウドやポルトガル代表のアカウントで公開されたもの。先頭で入場したロナウドは少女の手を握り腰を低くかがめて何かを語り掛け、少女は“わかった”というようにうなずきます。その後ロナウドは少女と笑顔でおしゃべりを続けつつ、車いすを押してフィールドへ。何かうれしい言葉を掛けられたのか、少女はかわいらしい笑顔を見せます。
そして国歌斉唱が始まると、少女の手を強く握りしめたまま歌い始めるロナウド。少女も国家が流れる中、幸せそうに満面の笑みを見せました。さらにこの様子を見て湧き上がる観客の様子も映し出されています。
この動画を見た人たちからは「あなたはいつだって最高だ」「最高の選手は何も君だけじゃない。でも君は最高のハートも持っている」「規律正しく誠実であることが人生で最も大切なことなんだよ」と、ロナウドが少女を宝物を扱うようにエスコートした様子に尊敬の念を覚えたというコメントが多数寄せられました。
また、「あの子の笑顔見た? 何てきれいなんだろ」「何てかわいいんだ。彼も小さな手をずっと離さないね」「このお姫様が感じた喜びはプライスレス」と幸せそうな笑顔を見せてくれた少女のかわいらしさに心を温められたというコメントや、「サッカーっていうのはね、幸せなんだよ。この偉大なスポーツのおかげで、あの女の子の小さな顔にそれが反映されていたのは間違いない」と、サッカーというスポーツがもたらしたものへ思いをはせる人も見られました。
ロナウドは2010年6月生まれの長男クリスティアーノ・ロナウド・ジュニア、2017年6月生まれの双子のきょうだいエヴァとマテオ、2017年11月生まれのアラナ・マルティナ、さらに2022年4月にはクリスティアーノにとっては3女となるベラ・エスメラルダを授かっており、父親として子どもたちに愛情を注いでいます。3女のベラには双子のきょうだいがいましたが出生時に亡くなり、その際にはパートーナーのジョージナと連名で喪失に打ちひしがれているとの悲痛な声明を発表しました。
日頃から子どもに対して分け隔てない優しさや愛情の感じられるエピソードが多いロナウド。今回の少女との触れ合いも慈しみの気持ちが感じられる一幕でした。
なお、試合は3-0でポルトガルが勝利し、ロナウドは後半で2得点を決めています。EURO2024前最後の試合でもあり、試合後のインタビューでは現在39歳の自身には「サッカーのためにあともう何年も残されているわけではない。だから楽しまなくては」とし「サッカーを愛している。どの試合も特別だ」と述べています。
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