モノがあふれて「絶対人を呼べない」玄関を、プロが本気で片づけたら…… 激変した“家の顔”に感動「自分でもできる気になりました」(1/2 ページ)
ちょい置きが積み重なって大変なことになっていました。
散らかりすぎて人に見せられない状態の玄関を、整理収納のプロが片付ける様子がYouTubeで注目を集めています。動画は記事執筆時点で7万8000回再生を突破、「すごく勉強になります」「動画見てると自分でもできる気になりました」といった声が寄せられています。
投稿者は、整理収納アドバイザーの七尾亜紀子さん。日頃からYouTubeチャンネル「七尾亜紀子の整理収納レッスン」で、片付け術やプチプラアイテムを使った収納術などを紹介しています。
片付け前の玄関(ビフォー)
今回片付けるのは、7歳の息子さん、4歳の娘さんと3階建ての戸建てに暮らす4人家族。階段を登るのが大変だということもあり、玄関周りにちょい置きが増えてゴチャつき、人が呼べない状態になっているというお悩みです。
特に場所をとっているのは息子さんが習っているサッカー用品。げた箱の上には多数の小物があふれ、DMを処分するために置いたシュレッダーは活用できていません。
一応収納のためのフックなどを付けてはいるものの、かえってげた箱が開けづらいといった問題点もありました。
片付け開始! ステップ1は「小物の分類」
最初に着手するのは小物の分類。玄関だけではスペースが狭いため、2階のリビングに物を運んで分類作業を行います。
分類は「玄関に残したいもの」「玄関になくても良いもの」の2種類。物を運ぶために何度も階段を往復して、翌日筋肉痛になったそうです。
棚の上にちょい置きされていたものを運べたら、げた箱の中の物も移動。げた箱の上に乗せてあった物やハンガーラックにかかっていたものも全て移動します。
ステップ2「靴の整理・収納」
次に取り掛かるのは靴の整理と収納です。サイズアウトした靴やもう履かない靴を整理したら、大きめのごみ袋1つ分の不要な靴が出てきました。
残った靴の配置を決めるため、使用頻度の低い靴はげた箱上段にいったん移動。使用頻度が高めの靴は人別に段を分けながら収めて行きます。
ステップ3「分類した小物の収納」
最後に収納するのは小物類。依頼主さんとも相談しながら配置を決めていきます。げた箱の上に置くのは虫よけ・日焼け止め・除菌シートなどの1軍の小物。ちょい置きではないことが分かるよう、かわいいカゴに収めました。
右側の背の高いげた箱が開いたので、上部に車関係の小物、中央には雨具やスリッパなどの小物、下段にはサッカー用品を収めていきます。
階段の登り口をふさいでいたハンガーラックには、今使っているアウターだけを収納。下のカゴにはサッカーの時に使うリュックを配置しました。
違いは歴然! 驚きのビフォーアフター
玄関全体のビフォーアフターを見てみると、ちょい置きのものがなくなりスッキリした印象になっています。げた箱上のカウンターも物が厳選されてスッキリ。これならいつ来客があっても恥ずかしくない状態ですね。
げた箱の左側は傘や帽子など、どうしてもここに置きたいものを厳選。物が減ったため、ちょい置きの温床となっていた棚が撤去できました。
げた箱下段は履いていない靴を処分したのですっきり。一番上はパパさんの靴、2段目はママさんの靴、一番下には長靴やブーツを収納しました。
小物が詰め込まれていた上部のげた箱には使用頻度が低めのママさんのパンプス、雪用のブーツや夏用のサンダルなど季節が限られる靴を収納しています。
片付けのポイントは?
今回のお片付けのポイントは、「玄関のちょい足し収納に注意」。こちらのお宅では収納不足を補うため、壁面に棚やつっぱり棒を追加したり、扉にフックを付けたりしてちょい足し収納を多めに作っていました。
しかしそれが結果的にちょい置きを増やすことになり、玄関になくてもいい物まで置きっぱなしになる原因となっていました。玄関は狭いスペースだからこそ、本当にここに置いておく必要があるかを考えて物を厳選することが人を呼べる玄関づくりを目指すために大事なポイントということです。
劇的に片付いた玄関へ称賛の声
コメント欄には「モノが整理されて、用途別にハッキリして使いやすそう」「何とか収納を増やして工夫しようとした結果ごちゃごちゃになってしまうの分かります」「不要な物を整理して、使用頻度に合わせてモノの住所を決めればいいんですね」と、多くの感想が寄せられています。
七尾さんのお片付けレッスンをもっと見る
七尾さんはInstagram(@lifewithboys_ig)でも情報を発信中。別の日のYouTube投稿では、キッチン収納や子どものモノの整理術、3COINSの収納アイテム紹介などが見られます。
画像提供:YouTubeチャンネル「七尾亜紀子の整理収納レッスン」
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