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「わび寂びをぶち壊す商品見つけて笑った」 米国で熱烈支持を受ける“効率化茶道具”に「ちゃ待てよ」「文明の利休」(1/3 ページ)

なかなか便利、との声も。

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 日本の伝統文化・茶道の常識を根底から覆すような商品が発見され、X(Twitter)に投稿されました。千利休が草葉の陰で泣いているか、はたまた意外と感心しているか……。

この発想はなかった! 日常生活でお手軽にお抹茶を

 投稿者はXユーザーのありむら(@_April__9mg_)さん。アメリカで家族と猫と暮らす、ほのぼのとした日常を伝えています。

 今回の投稿では、ありむらさんがアメリカのAmazonで発見した衝撃的な商品を紹介。「わび寂びをぶち壊す商品見つけて笑った」と日本人ならつい二度見してしまう、とにかく楽ちんにお抹茶を楽しめる茶道具「macha mate」の画像を投稿しました。

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わびも寂びもない(画像出典:Amazon.com

 この商品、なんと茶筅(ちゃせん)を電動化したもの。茶筅に、抹茶を意識したのか緑色の持ち手が接続されハンドミキサーのような形状になっています。美しい所作で手首のしなやか動きとともに抹茶を点てるあの茶道具にも、ついに効率化の波が押し寄せてしまったのかもしれません。

 お値段は39.99ドル(記事執筆時のレートで約6570円)となかなかお高め。しかし評価は星4.5と高く、海外の抹茶愛好家たちからは「使いやすいし、握りやすくて頑丈」「抹茶を混ぜるのにぴったり」「まさに私が求めていた商品です」と絶賛するレビューが寄せられています。


画像出典:Amazon.com

 この投稿へはリプライで「千利休も天国でさじ投げてる」「文明の利休」「ちゃ待てよ」とうまいことを言う人や、「評価高いのやめてw」「わびさびクラッシャー」「これ、深夜の通販番組で紹介してほしい」など多くの反響が。日本人にとっては斬新すぎるアイデア商品に思わず笑ってしまう人が続出しました。

 一方、実際に海外のカフェで使用されている動画を投稿する人や、「実はイベント等のお茶席でお客さんが多いところはこの電動茶筅で対応してるところがあるのを知ってます」「いやこれ、ネタアイテムっぽいけど、腕が弱ってお茶点てられなくなっちゃったご高齢の方にはマジ福音なんよ」と、インパクトのある見た目に反しとても便利な商品だと伝えるコメントも。「彼らが欲しい泡は日本のお抹茶とは違ってエスプレッソとかラテとかラテ・アートとか」とふわふわした泡が欲しいという海外の需要に応えた商品なのだと納得する声も見られました。

協力:ありむら(@_April__9mg_)さん

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