イケアのモバイルバッテリーに“発火恐れ” 製造不良で一部自主回収…… 海外では事故も発生(1/3 ページ)
海外では3件の事故報告。
イケアの日本法人、イケア・ジャパンは、店舗などで販売した「モバイルバッテリー」に発火の恐れがあるとして、一部商品を自主回収すると7月17日に発表しました。
海外では3件事故の報告
自主回収を行うのは以下の2商品です。
商品名1:VARMFRONT/ヴァルムフロント モバイルバッテリー 10400mAh、ダークブルー(モデル番号E2038)
日付スタンプ:2313、2316、2318、2319
商品番号:70559612
販売価格:2,499円(税込)
商品名2:VARMFRONT/ヴァルムフロント モバイルバッテリー 5200mAh、ブルー(モデル番号E2037)
日付スタンプ:2318、2319、2322
商品番号:30501270
販売価格:1,499円(税込)
いずれも2024年2月26日~5月10日に国内のイケア店舗やオンラインストアで販売されたもので、合計数量は99点です。
イケア・ジャパンは、一部製品の製造不良により、発火の可能性があり、安全上のリスクがあることが判明したと説明。消費者庁リコール情報サイトの情報によると、これまでに海外で3件、ケガの伴わない事故の報告があったため、全世界で当該製品の販売を中止しています。日本国内では、これまで当該製品が関わる事故の報告は受けていないとのことです。
なお、対象の日付スタンプ以外の同型番製品は、製造不良への対策が講じられ、安全上のリスクはないため、自主回収の対象外としています。
同社は「お客さまにご迷惑をお掛けいたしますこと、お詫び申し上げます」と謝罪。対象商品を持っている場合は、直ちに使用を中止してほしいとし、最寄りのイケア店舗内の返品カウンターに商品を持参するか、イケア・ジャパン カスタマーサポートセンター(リコール専用ダイヤル:0066-33-812883)まで連絡してほしいと呼びかけています。回収時の対応は商品代金の全額返金か、新しい同じ商品との交換で、レシートの持参は不要としています。
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