大雨の直前、迷子の子猫を急きょ保護→家に連れ帰ったら…… 大胆なギャップに「大笑いしました」「これからが楽しみ」(1/2 ページ)
2匹の先住猫がいるお宅です。
兄弟とはぐれてしまった迷子猫を保護した時の様子が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で14万再生を突破、3100件を超える“高評価”が寄せられています。
散歩中、野良猫と遭遇
投稿したのはYouTubeチャンネル「猫島おこげ はっさく」。ある日の散歩中、何度か見かけたことがある茶トラ猫の兄弟のうち1匹が近づいて来たそうです。
誰かを探しているような鳴き方が気になったものの、手ぶらだったのでその日は何もできず。次の日も足音に気付いた子猫がこちらにやってきます。
兄弟猫が現れる可能性を考えて数日間様子を見ていましたが、子猫は1匹のまま。夜から大雨予報が出ていた日に急きょ保護することにしました。
毎日顔を会わせていたので距離は近くなったものの、人馴れはしていない様子の子猫。こちらがちょっとでも動くと離れてしまいます。
大雨の前に無事保護
1時間ほどかかって保護し、自宅に連れ帰ります。名前は「おいなり」くんに決めました。こちらのお宅には先住猫の「おこげ」ちゃんと「はっさく」くんが暮らしているので別室のケージの中へ。翌日動物病院に行くことにして、カメラで見守ります。
翌日、元気に動く子猫
翌日の早朝、目を覚ましたおいなりくんが活動を開始します。まだご飯は食べていませんが、元気はあるみたい。いきなりケージから脱走を試みます。
しばらくウロウロしてトイレの中へ。保護されてしばらくはトイレをしない子もいるそうですが、してくれて良かったです。
用が済んだらトイレの砂かき。とんでもない勢いで砂を蹴散らし、「ニャアアン」と文句を言っています。トイレの痕跡を消すのは敵に居場所がバレないための本能。しばらくして敵(飼い主さん)が起きると、寝たふりを始めます。
飼い主さんがお姉さんの家にケージを借りに行きました。大きなケージは以前一緒に暮らしていた猫「しらす」ちゃんが使っていたものです。
おいなりくん新しいケージにも抵抗がないみたいで、落ち着いた様子。試しに指の匂いをかがせてみますが、無反応です。
2日目の夜、おいなりくんがご飯を食べてくれました。目の前では食べないのでカメラ越しに観察します。
動物病院へ
猫風邪の注射をしてもらうために動物病院に行ったところ、おいなりくんの体重は約2キロで生後4~5カ月とのこと。長毛なので分かりにくいのですが、体はガリガリだったそうです。
次の日も慣れてもらうために指を近づけてみますが、反応なし。目の前で猫じゃらしを動かしてみても、興味がないみたいです。
3日目の夜、おいなりくんに変化がありました。目の前に指を出すと嫌がるような鳴き声を上げ反応してくれました。慣れてきたようなので、触ってみることに。途中、固まってしまう場面もありましたが、触らせてくれるようになりました。
おこげちゃんとはっさくくんは、知らない猫がいることに気付いているみたい。おこげちゃんはいつもより甘えてきます。はっさくくんは別の部屋にいるおいなりくんと鳴き声で会話しているとのこと。直接顔を会わせる日が楽しみですね。
コメント欄には「保護して頂きありがとうございました」「急に砂かきパワフルで笑っちゃった」「寝たフリで大笑いしました」といった声が寄せられています。
猫ちゃんたちの様子は、X(Twitter)(@okoge_hassaku)でも発信中。別の日のYouTube投稿では、彼女さんに甘えるおこげちゃんとはっさくくんの様子を見ることができます。
画像提供:YouTubeチャンネル「猫島おこげ はっさく」
おすすめ記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.