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えっ写真じゃないの? どれだけ見つめても本物にしか見えない“花を持った女性の絵”がすごい(1/3 ページ)

どうなってるんだ……。

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 5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回ご紹介するのは“まるで写真のようにリアルな女性の油彩画”を制作する動画です。

まるで本物? 何度も目を凝らして見てしまう女性の絵

 この動画はカナダのアーティストのIsabelle RichardさんによるYouTubeチャンネル「Isabelle Richard Art」(@IsabelleRichardArt)に投稿され、話題になったもの。特に若い女性の姿を、油彩で描いたリアルな絵画を制作過程とともに公開しています。

 こちらの“花を持つ女性”の絵は、あまりにリアルすぎると過去にネット上で話題になったもの。今もう一度見てもその驚きは色あせません。まず、キャンバスにクリーム色の絵の具が塗布されていきます。しばらく見ていると女性の顔が描かれているということが分かります。

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これは……顔?

 次に、女性の周りに植物と思われる緑が。続いて白いワンピースを身に着けた身体、手に持った花が描かれます。そして顔も伏し目がちな瞳や赤い唇が細かく描かれていき、どんどん女性の輪郭がくっきりとしてきました。


背景や身体、花も

 そうして着々と完成に近づいていく“花を持った女性”。ただ高度な技術で描かれた魅力的な絵だということは分かるものの、まだまだ“写真のよう”とまでは感じられません。これから、いったいどうなっていくんでしょう?


とてもすてきな絵、だけどまだ“写真のよう”ではないですね

あっというまに“写真のような”女性の絵に! 視聴者も感動

 しかし、ここから作品の雰囲気は一変。作者が顎のラインの影、光の当たる髪の1本1本を描き、仕上げに差し掛かっていくと、写真は一気に現実のような輝きを放ちはじめます。そして「これで完成かな?」と思われた段階から、まだまだ細い筆で髪の毛や生え際の陰影を、綿棒で髪の艶を表現していきます。この細部まで妥協しない姿勢が、あっと言わせるようなすごい作品につながるのですね……!


一気に“まるでそこにいる”かのように

 そして、ついに完成した“花を持つ女性”。アイシャドウで彩られた目が伏せられ、唇は本物の赤いリップを塗ったようにつやつや。頬の影や、細い髪の毛が少し風になびいている様子、艶とくすみの両方が丹念に描かれた髪色、手に持った花も本物にしか見えません。さらに背景の植物がちゃんとボケているかのような仕上がりも写真そのものです。すごい!

 この動画は約6年前に投稿されたものですが、最近でもまた視聴して感嘆するファンも少なくありません。「あなたの作品はとても美しく感情が豊か。正確な筆づかいが大好きです」「あなたは本当に、桁外れだよ」「ただひと言、ワオ、ですよ」 「YouTube上での最高の肖像画の先生」など、絵の美しさに感嘆する声や、製作過程が絵画の勉強になると感謝する声など、多くのコメントが並んでいます。

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画像はYouTubeチャンネル「Isabelle Richard Art」から

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