パリ五輪男子バレー、敗戦後の荒れるSNSに選手たちは JOCは「法的措置も検討」発表(1/3 ページ)
熱戦後に送るのは拍手と喝采だけがいい。
パリ五輪バレーボール日本代表の小野寺太志選手が8月6日にX(Twitter)を更新。準々決勝イタリア戦後、SNSに投稿された自身に関する中傷を「仕方のない事」としつつ自らの考えを述べています。
アスリートへの中傷が国際的に問題視されています
一時はマッチポイントまで得ながらイタリアに逆転され、惜しくも敗戦となった日本代表。多くの視聴者が感動を共有する一方で、SNSではギリギリの試合展開から特に終盤でミスがあった選手へ向け中傷ととれる心無いコメントを投稿していました。
小野寺選手はこうした声が「コメントやDMに届いています」と明かし、「僕があの場面でミスをしてしまったのも事実ですし、そのような意見があるのも仕方のない事だと思います」と冷静にコメント。
「それ程僕たちの試合を応援してくれていた人が多かったんだなと感じています!」と注目度の高さが背景にあると前向きな見解を示し、「それ以上に多くの方から応援のメッセージやコメントも届いています!」とファンへ感謝を伝えています。
一方でチームメイトの西田有志選手は引退を促す投稿を自らリポスト。本人ではなくスタッフアカウントから、「自分の大事な友人や、家族や子供が一生懸命に何かに挑戦し、涙を流し汗を流し、それでも届かなかった時に同じことを僕は言わないようにしたいです!!」とのメッセージが出されました。
JOCは「TEAM JAPANからのメッセージ」として、五輪期間中の8月1日に公式サイトを通じSNSの投稿に関する声明を発表。「SNSでの誹謗(ひぼう)中傷を控え、マナーを守って投稿してほしい、行き過ぎた内容については法的措置も検討すると示し、理解と協力を訴えていました。
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