余命1週間と告げられた猫、飼い主の腕の中から見つめるのは……　優しい光景に涙がこぼれる【米】（1/3 ページ）

　飼い主と一緒に夕焼け空を眺める猫さんの動画がYouTubeに投稿され、再生数は5万3000回を突破（記事執筆時点）しています。

飼い主と何かを見つめる猫

　動画が投稿されたのは米フロリダ州ゲインズビル。男性の腕に抱かれ、1匹の茶トラ猫さんが何かを見つめています。猫さんは時折り男性と目を合わせ、また視線を元に戻します。移動したカメラが映したその視線の先は……美しい夕焼け空。

残り少ない日々に美しい思い出を

　投稿者さんによると、猫の「マックス」くんはこの日動物病院で末期の病気と診断され、最長でもあと1週間の命だと言われたそうです。投稿者さんは同じ日の夕方、太陽が大好きなマックスくんのために、この地域で最高の夕日が見られる場所に連れて行きました。

　マックスくんは抱っこしている男性のことが大好きで、2人にはある儀式があるそうです。それは目を合わせた後、マックスくんが男性の胸に頭をこすりつけるというものだとか。「この動画では、きっとその儀式をしようとしているんだと思います」と投稿者さんは語っています。けして忘れたくない、美しい夕焼け空と優しいひとときだったことでしょう。

　この動画には「心から祝福を」「今日は泣くつもりなんてなかったのに……」など、残り少ない猫さんの日々に心からのコメントが寄せられています。