“100万人に1人の病”で身体不自由の中学生、緊急入院&炎症反応が「ものすごい数値」へ……“恐れていた事態”で退院未定「寒いしあんまり元気じゃない」(1/2 ページ)
「毛様細胞性星細胞腫」と闘っています。
100万人に1人の病とされる“毛様細胞性星細胞腫”と闘う渡邊葉月ちゃん。その家族が運営するYouTubeチャンネルが9月9日、葉月ちゃんが病院に搬送され、そのまま緊急入院したことを報告しています。
「あんなに頑張ってるのに……」
現在中学1年生の葉月ちゃんは2020年3月、当時8歳で「毛様細胞性星細胞腫」を発症。脊髄に発生した腫瘍が神経を圧迫したため全身が不自由となり、車いす生活を余儀なくされた他、人工呼吸器を装着するに至っていました。
今回の動画によると、葉月ちゃんは2024年8月31日ごろから熱が上がったり下がったりを繰り返しており、9月2日朝、熱は高くなかったものの、リハビリのために自宅を訪れた看護師のすすめで医大病院を受診。ただ、葉月ちゃんは体を起こすこともままならず、救急車で搬送されたといいます。
受診後、葉月ちゃんのお父さんは病室を出て、「血液検査で炎症反応が通常の何倍だったかな、ものすごい数値だったんです」と説明。正確な入院期間もわからないまま、娘が病院にとどまる結果となったことに、「あんなに頑張ってるのに、なんでこうなるかだよね……」とこぼしています。
「恐れていたことが起こりました」
病室に戻ったお父さんは、医師から葉月ちゃんが肺炎だと説明を受けたと報告。高熱が出たため、解熱剤を投入されて横たわる葉月ちゃんの横で、「恐れていたことが起こりました」と肩を落としつつも、「絶対よくなると思うし、いいことも必ず待っていると思うんで、大丈夫だ」と付き添っていました。
入院2日目の昼、まだ熱が下がらない葉月ちゃんは、うっすらと目を開けながら「寒いし、体調はあんまり元気じゃない」と説明。本人に食欲はないものの、この日の食事は2割ほどを口にしたといい、夕方からお父さんに代わって付き添っていたお母さんは、「頑張ったね!」と語りかけていました。
夜には40.7度まで熱が上がっていたものの、解熱剤のおかげかすこし顔色がよく見えた葉月ちゃん。
動画最後のテロップによると、9月9日の時点で葉月ちゃんは入院中で、退院の目処は立っていないそうですが、徐々に快方に向かっているとし、「皆様に早く元気な姿を見せられるようにと本人もがんばっておりますので 引き続き葉月の応援よろしくお願いします」と呼びかけています。
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