使わなくなった浴衣をザクザク裁断、大胆リメークの結果……　工芸作家の神ワザに「作ってみたい！感激！」「ステキすぎ」（1/2 ページ）

　浴衣をザクザク切ってリメークする様子が、YouTubeチャンネル「一閑張り利庵rian」に投稿されました。動画は記事執筆時点で9万1000回以上再生され、コメント欄には「作ってみたい」「本当に素晴らしい」「ステキ」といった声が寄せられています。

工芸作家が浴衣を大胆リメーク

　動画を投稿したのは、竹籠に和紙などを貼って作る日本の伝統工芸「一閑張り（いっかんばり）」の講師や作家として活動しているrianさん。以前は、使わなくなった兵児帯と長襦袢をリメークする様子が話題となりました（関連記事）。

大胆に裁断してしまいます！

　今回は、黒と山吹色の古い浴衣を使ってあるものを作ります。まずは、エリの糸を軽くほどいていきます。そしたら、ロータリーカッター（丸い刃のカッター）を取り出し……なんと浴衣の腰あたりや袖などをザクザクと裁断！　なんて大胆なんだ……。

　切り取った部分から紐やズボンのパーツを作り、次に袖下をミシンで縫い合わせます。なお、パーツはこまめにアイロンをかけながら作るのがキレイの秘訣とのこと。

　上着の脇下にはぽっかりと穴が空いており、ミシンをかけるのかと思いきや……アイロンで押さえて終了。あっという間に上着ができました。

　そして、最後にズボンを作りゴムを通したらパジャマや部屋着にぴったりな甚兵衛が完成！　脇下に穴が空いていたのは、身八つ口といって涼しく過ごすためのものなのだそうです。

　詳しい作り方は、動画で紹介されているので興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょう。

　rianさんは、この他にもリメークやDIYなどさまざまなものづくりの動画をYouTubeチャンネル「一閑張り利庵rian」とInstagram（@rian_ikkanbari）にて公開中です。また、一閑張り教室やワークショップの情報はWebサイト「一閑張り利庵rian」から確認できます。

画像提供：「一閑張り利庵rian」さん

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