「マジで怖すぎる」 軽トラが高速道路を“約30キロ”にわたって逆走…… NEXCO中日本が注意喚起 逆走が始まる瞬間も(1/3 ページ)
とても危険な運転です。
2024年8月30日、愛知県・岐阜県・三重県をまたがる東海環状自動車道で約30キロもの距離を逆走し続けたクルマの映像を、NEXCO中日本・名古屋支社の公式Xアカウント(@c_nexco_nagoya)が公開。「マジで怖すぎる」などの声が寄せられています。
対向車とギリギリですれ違う逆走車
映像は高速道路に設置されている監視カメラの記録で、画面左側の車線を逆走する軽トラックが映し出されています。複数の対向車(正方向)と接触しそうになりながらも走り続ける逆走車……いつ大事故が起きてもおかしくない状況です。
NEXCO中日本によると、逆走車は約30キロもの距離を走り続けたそうで、「多数の通報により、注意喚起することができ、注意して走行いただいたことで幸い事故には至りませんでした」とのこと。結果として事故は起きませんでしたが、とても危険な運転です。
逆走を始めた決定的瞬間も
映像の後半には、出口付近の分岐で減速した軽トラックが、後続のクルマを見送った後にUターンし、逆走を開始する決定的瞬間が記録された映像も。どうしてそこでUターンしてしまったのか……。
30キロにおよぶ逆走の映像に、Xでは「マジで怖すぎる」「30kmも逆走って」と恐怖する声から、「早急に対策を講じるべき」といった意見や、社会問題としてもっと広く知られてほしいとの声も寄せられています。
NEXCO中日本は「#なくそう逆走」のハッシュタグで以前より注意を呼びかけており、逆走車を見つけたときは「道路緊急ダイヤル(#9910)、もしくは110番で通報を!」と呼びかけています。情報板で「逆走車あり」と表示されていた場合は、車間距離をとって前のクルマの動きに注意して走行するようにしましょう。
なお、もし自分が逆走していることに気づいたときは、近くの安全な場所に停車してハザードランプを点灯し、安全な場所に退避してから110番や非常電話で通報しましょう。不安な人は、念のためNEXCO中日本の公式サイト「無くそう逆走」のページを確認しておくとよいでしょう。
画像はNEXCO中日本名古屋支社の公式Xより引用
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