「震えが止まらない」何気なく手に入れたディスクの中身に反響 「ロマンがありますね」「文化財ですわ」(1/3 ページ)
クリア後のスタッフロールへの期待も。
何気なく手に入れたファミコンのディスクカードの中身に震えが止まらない……。その中身を公開する写真がX(Twitter)に投稿されました。謎のゲームが反響を呼び、記事執筆時点で36万回以上表示され、5300いいねを集めています。
メーカー不明の未発表・未発売ゲーム
投稿者は、ジャンクショップ巡りが趣味で、そこで見つけたレトロゲームの清掃・修理が休日の日課になっているという「ジャンク屋はっしー」(@uRocFSQhfJ68451)さん。
今回投稿したのは手書きで「MAZE VER T2.0 大」と書かれたファミコンのディスクカードです。ディスクカードとは任天堂が1986年に発売した「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」で用いる記憶媒体のこと。2003年まではゲーム販売店などにあるディスクライター(書換機)で新しいゲームに書き換えることができました(参考:任天堂「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」)。
投稿者さんがこのディスクカードを起動させてみると、「MAZE VER T2.0」という起動画面が表示されましたが、コピーライト表記がなくメーカー等は不明。ゲーム内容は斜め上から見下ろす視点の迷路でした。
驚くべきは、ディスクカードのゲームを全種類コレクションしている友人に確認したところ、まさかの未発表・未発売ゲームであることが明らかになったこと。メーカーを含めすべてが謎に包まれていたのです。まさに迷宮入りだ……。
投稿者さんは、「先日何気に手に入れたこのディスクカード、中身は未発売のゲームだったらしく、震えが止まらない」と動揺をあらわにしています。
「エッガーランド」の開発中のものも
なお、これと一緒に入手したもう1枚のディスクカードには、ハル研究所が1987年に発売したゲーム「エッガーランド」の開発中にバグ調整用として使用されていたと見られるものが入っていました。
「ロマンがありますね」「文化財ですわ」
謎のゲームの出現にリプライや引用リポストでは、「本当に情報出てこなくてびっくり。どこのメーカーが出そうとしたんだろ。これ下手したら展示レベル?」「コピーライトも無いとなお謎が深まる……ロマンがありますね」「もし僕がコレクターだったらいくら出しても欲しいかも」「事情を知ってる方がいたら教えて欲しいですね」「文化財ですわ」などの反応が寄せれました。
また、「クリアーしたら? 制作者のお名前が??? 設定してるかな?」という声も。クリア後にスタッフロールがあれば、すべてが明らかになるかもしれません。
ジャンク屋はっしーさんはXの他、Instagram(@junkya.hassy)でも、ゲットしたお宝を公開しています。
画像提供:ジャンク屋はっしー(@uRocFSQhfJ68451)さん
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