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これがプロ……! “あの有名お菓子”を写真家が撮影 → 裏側に隠された“とんでもない撮影方法”に驚き 「これは感動」「奥深い」(1/3 ページ)

実は手間がかかっていた……!

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 商品を並べてサクッと撮ったような写真に見えて、実はかなり手間がかかっているプロ写真家の撮影手法に注目が集まっています。物撮りって奥が深い……!

商品を並べてサクッと撮影……じゃない!

 商品写真や広告撮影を手掛けるカメラマン・鈴木遥介(@capriciousinfo)さんが投稿したのは、「たべっ子どうぶつ」のビスケットを整然と並べた写真。化粧品やバッグの広告で見かけるような“単色背景に等間隔で並べられた商品画像”と同じ構図です。


見栄えが良くて購買意欲をそそられる画像ですね

 ビスケットを箱から出して一枚一枚並べた後にパシャっと撮影したのかなと思えるこの画像。鈴木さんによれば、実はけっこう手間がかかっているといいます。並べて撮影したと見せかけて、なんと26種類のビスケットを一枚ずつ、ピントの位置をずらしながら合計168枚撮影してから合成したものなのだそうです。

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同じ照明、同じ焦点距離で一枚ずつ撮影しないとあの画像は作れない!

ビスケット一枚一枚にフォーカスを当てる

 ビスケットを一枚一枚撮影するのには、ちゃんとした理由があるといいます。ビスケットらしい表面の質感を一個一個出したいこと、被写体全体にピントが合った状態にしたかったこと、そして影の修正をしたかったというのが、その理由なのだそう。

 まとめて撮影すると、ビスケットごとに照明の当たる角度が違うことから、影の出方も変わってしまいます。また、同じ大きさの物を撮影しても、カメラからの距離や角度に差があると、大きさに差が出たり被写体全体にピントが合わなかったりします。そのため、今回のような整然と並んだ画像を使いたい場合は、手間を選んだ方が良いのだそうです。これがプロの仕事か……!

小さい被写体の全体にピントを合わせるために被写界深度合成という手法を利用

 実は手間がかかっていた撮影手法に対し、リプライ欄などでは「綺麗にライティングして質感出すのってやっぱ難しいんだなあ」「マジで物撮り写真て奥深いなーって思う」「やっぱこの位手間かけないとだめよね」など、感心の声が寄せられています。

画像提供:鈴木遥介(@capriciousinfo)さん

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