布袋寅泰のギターで見たことある! 下北沢にあった幾何学模様のような“謎の文字”を読み解いてみると…… 「このフォント無茶苦茶欲しい」「読める、読めるぞ!」(1/2 ページ)
絶妙に読めてしまうのがすごい……!
「布袋のギターの柄みたいな注意書き」とのコメントともに、幾何学模様が描かれた真っ黒な扉の画像がX(Twitter)に投稿され、注目を集めています。
投稿したのはポータルサイト「デイリーポータルZ」のライターでもある、高瀬雄一郎(@hentekoasobi)さん。黒字に走る白い幾何学模様が、邦楽ロックのレジェンド・布袋寅泰さんのトレードマーク・ギタリズム柄を思い起こさせます。
読める! 読めるぞ! 路上に現れた謎の幾何学書体
布袋寅泰さんと言えば、東京パラリンピックの開会式でも、トレードマークのギタリズム柄をあしらったお馴染みのギターとともに登場し、スポーツの祭典を盛り上げました。テレビ放送で見かけた人も多いのではないでしょうか?
確かに、高瀬さんの投稿した画像の文字は、画像のギターにそっくり……! そしてこの模様、よく見ると縦書きの文章のようです。コメントには、謎の文字列を解読する猛者もいました。
扉に書かれていたのは「下北沢路上喫煙禁止/ゴミポイ捨てしない/下北沢にしない?」と、街の美化を呼びかけるメッセージ。しかも、後半2行はきっちり「~しない」「~しない?」とライミングもキメてくるあたり、さすが音楽の街・下北。相当の猛者が考えたものに違いありません。
「布袋のギター」がいまいち心に響かなかった人からは「読めない」「これじゃ伝わらないよ」といった指摘もありましたが、解読に成功した音楽ファンからは「薄目にするとちゃんと読めるのなんか凄い!」「このフォント無茶苦茶欲しい」といった反響も寄せられています。
伝説の「ガムテープフォント」に似ている?!
コメントの中には、「佐藤修悦さんのガムテープ文字『修悦体』を思い出した」という声も。「修悦体」とは、2000年代前半に駅の警備員さんが編み出した、ガムテープによるレタリングのこと。独特の温かみを感じさせる書体が話題となり、メディアでも大きく取り上げられました。確かに、手作り感といい直線を多用する感じといい、雰囲気が似ていますね。
読み飛ばされがちな「注意書き」だからこそ、圧が大事!
さらに、高瀬さんは自身がライターを務めるサイト「デイリーポータルZ」にも寄稿し、「こういった内容の看板はよくありますが、どこまで効果があるのか分からないものです」「その点この看板は、バックに布袋をちらつかせることでみんなの行動を変えていこうという作戦なのかもしれません」とつづっています。確かに、布袋寅泰さんにピンとくる人なら素直に従ってしまいそうですね。
このほかにも、高瀬さんは自身のアカウントでさまざまな「街で見かけた不思議なもの」を投稿しています。ぜひチェックしてみてください。
画像提供:高瀬 雄一郎(@hentekoasobi)さん
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