「感覚が昭和のまま」　フジテレビ、新人アナへの“容姿いじり”波紋動画に見解「ご指摘を真摯に受け止め」（1/2 ページ）

　フジテレビが運営するウェブメディア「めざましmedia」は、同局の上垣皓太朗アナウンサーの容姿に対し、他の出演者たちが言及する動画が波紋を広げていることについてコメントを発表し、視聴者からの指摘を「真摯（しんし）に受け止める」と伝えました。

コメント欄は閉鎖される

　動画は7月にめざましmediaの公式YouTubeチャンネルで公開されたもの。2024年入社の新人である上垣アナが「FNS27時間テレビ2024」のTシャツを着ていたことに、スタジオのアナウンサーたちから「すごい似合わないねえ、Tシャツが」といった言葉が聞かれました。上垣アナが2001年生まれの23歳であることについては「絶対うそつきだよ」といった声も出ていました。

　この動画に対し、Xでは、「言い方が3人ともひどい」「みんな多かれ少なかれやられてきたんだろうな」「感覚が昭和のまま」「自分が彼の家族や身近な存在であれば気分悪いだろうなあ」といった声があがっていました。動画のコメント欄は10月31日現在、閉鎖されています。

「厳しいご意見など様々なご指摘を頂くように」

　フジテレビはこうした声を受け、10月31日にめざましmedia公式サイトにコメントを掲載。該当の動画について「内容は上垣アナが初めて生放送でお天気キャスターを務めた際の映像です。上垣アナの奮闘ぶりを伝えたいという事で、OAされていないCM中のやりとりを制作側の判断で編集し公開しました」と公開の経緯を伝えました。

　同局は「この動画を公開した当時から多くの方に視聴して頂いておりますが、公開から3ヶ月が経ち、厳しいご意見など様々なご指摘を頂くようになりました。私たちは今回寄せられたご指摘を真摯（しんし）に受け止め、今後はより一層コンテンツ制作に留意してまいります」とコメント。また、「出演者など一部のSNSのコメント欄を制作側の判断を踏まえて一時的に閉じています」と報告しています。