100均プラバンにいろいろな画材で描く→焼いてみたら…… 驚きの仕上がりに「素敵!」「こんなに綺麗に!?」(1/3 ページ)
挑戦してみたくなる。
100均一で購入したプラバンにさまざまな画材を使って絵を描き、実際に焼いてみる&コーティングしてみる検証動画が、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で5万回以上再生され、1500件をこえる高評価が寄せられています。
さまざまな画材を使って絵を描く投稿主
動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「kaiteki ART」。同チャンネルには投稿主さんが水彩画、アクリル画、ガラスペン、鉛筆デッサン、日本画、水彩色鉛筆や水彩ペンなど、さまざまな画材を使って絵を描く様子や解説動画が投稿されています。
今回は昔懐かしい“プラバン”を使っていろいろなものを作りつつ、使うプラバンや画材による違いを検証する様子を見せてくれるようです。
プラバンにさまざまな画材を使って絵を描いてみる
プラバンはプラスチックのシートに絵を描いてオーブントースターで焼くと、小さくて硬いプレートになるアイテム。手軽に試せるため、自宅で遊んだことがある人も多いのではないでしょうか。
今回用意したプラバンは全てダイソーで発見したもので、カラーは白、透明、黒、シャンパンゴールド、シャンパングレー、クリアピンク、クリアブルーの7種。この動画を撮影した後に、蓄光タイプも発見したそうです。
画材にはuniのポスカ、油性ペン、アルコールインクのコピックの3種類を使用していくことに決め、まずは下絵を準備していきます。今回はペンなどでなぞるため、下絵は簡単な形のものを描くことに。
まずはポスカを使って透明のプラバンの表面に線画を描き、裏面に着彩を行います。油性マジックはサクラのマイネームで線画を描いた後、裏面からマッキーの水色で塗りつぶしていくことに。
コピックは塗りムラができやすい色とそうでない色があり、着彩が難しかったとのこと。裏面から影を入れた後にぼんやりしてしまった形を整えるため、最後に油性ペンで線画を追加することにしました。
着彩が完了した後は絵の形に合わせ、プラバンをカットしていきます。キーホルダーにしたい場合はこのタイミングで穴あけパンチを使い、穴を開けるとよさそうです。
焼くときはアルミホイルかクッキングシートの上にプラバンを乗せ、焼いていきます。焼いてまっすぐになったらすぐに取り出し、重い物ではさんで熱を冷まし仕上げるといいそうです。焼きあがったプラバンを見てみたところ、油性マジックを塗った面やコピックを重ね塗りした箇所はザラザラ、ネチネチした感じになっていたのだとか。
次は「絵ではなく図形で試してみたい」とのことでシャンパンゴールド、シャンパングレーのプラバンにまっすぐな線を使った筆の絵を3種類描き、焼いていくことに。文字のつぶれやインクの滲み出しはあったものの、おおむね真っすぐでキレイなプレートに仕上がりました。
その後はプラバンで作った作品をコーティングしていくことに。最初はグロスバーニッシュやクリスタルジェルメディウムなどの画材を使ってみましたが、プラバンのコーティングには向かないことが判明します。
そこでこちらもダイソーで購入した、紫外線で固まる「UVレジン」を試してみることに。新たにコピックと金色のポスカで着彩したプラバンを作ってレジンでコーティングすると、艶がある仕上がりになりつつ、アルコールインクも取れないことがわかりました。コピックで着彩したプラバンには、レジンのコーティングが向くようです。
最後にシャンパンゴールドとシャンパングレーのプレートも、レジンでコーティングしてみることに。すると艶やかでかわいらしい筆立て用のプレートが完成、大満足の仕上がりになったのでした。
国内外から「紹介ありがとうございます」の声
動画には国内外から「色々と工夫して遊べそうですね、紹介動画ありがとうございました」「シートがオーブンの中でジタバタと暴れているのを見ると、大丈夫だとわかっていてもやっぱりハラハラしちゃいますね」といった、たくさんのコメントが寄せられています。
kaiteki ARTさんによる絵のメイキングや解説動画を見たい人は、「同チャンネル」やInstagram(@kaiteki_art)をのぞいてみるとよさそうです。
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