大映ドラマ「ポニーテールはふり向かない」から40年…… 伊藤かずえや松村雄基ら、キャストの“今”(1/2 ページ)
伊藤さんは当時19歳でした。
1985年に放送された「ポニーテールはふり向かない」(TBS系)から約39年が経過しました。今回は、当時出演していた俳優たちの現在をまとめました。
同作は、傷害事件を起こして少年院に収監された主人公・麻生未記(伊藤かずえさん)が、亡き父のいた音楽の世界に希望を見いだし、世界一のロックバンドの結成を誓うドラマです。
伊藤かずえさん:麻生未記
主人公の麻生未記を演じたのは、伊藤かずえさん。この後も多くの大映ドラマに出演し、欠かせない存在となりました。他にも「ニャンちゅうといっしょ」「獣拳戦隊ゲキレンジャー」「ナースのお仕事」に出演しています。2022年に自身のYouTubeチャンネル「やっちゃえ伊藤かずえ」を開設。野々村真さんと同作を振りかえる動画を投稿しています。
松村雄基さん:田丸晃
田丸晃を演じたのは松村雄基さん。1980年代には大映映画の常連俳優として活躍しました。2022年には自身の所属するオールスターズ・カンパニーの社長に就任。2023年には「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」に出演した他、2025年にはミュージカル「フランケンシュタイン」の出演が決まっています。
鶴見辰吾さん:名倉邦男
名倉邦男を演じたのは鶴見辰吾さん。大映ドラマの常連として活躍した他、「新選組血風録」「チーム・バチスタの栄光」「仮面ライダーフォーゼ」などに出演。1990年代以降は悪役も演じ、幅広い役柄を演じ分ける演技力が評価されています。2024年には舞台「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」、2025年にはミュージカル「ボニー&クライド」に出演します。
国広富之さん:霧島航
テナーサックス奏者の霧島航を演じたのは国広富之さん。大映ドラマの常連俳優として活躍。その後、「ふぞろいの林檎たち」「マッサン」などの作品に出演しています。俳優以外にも画家として活動しており、個展を精力的に開催。2024年には「笑うマトリョーシカ」に出演したほか、日本橋三越本店で作品展を開催しました。
坂上忍さん:牧村稔
ベース奏者の牧村稔を演じたのは坂上忍さん。坂上さんは子役として芸能デビューし、その後「クレイジーボーイズ」「就職戦線異状なし」などに出演。バラエティー番組へのレギュラー出演やMCとしても活躍しています。2022年に動物保護ハウス「さかがみ家」をオープン。多方面で活躍を続けています。
宮田州さん:狩野弘
狩野弘を演じたのは宮田州さん。1981年の「本郷菊坂赤門通り」でデビュー。同じ大映ドラマの「スクール☆ウォーズ」に出演し有名となりました。他にも「巣立ちのとき 教育は死なず」「ビッグマグナム黒岩先生」などに出演。ワークショップを開催し、指導も行っていました。
野々村真さん:脇田克己
脇田克己を演じたのは野々村真さん。「日立 世界・ふしぎ発見!」「バイキングMORE」などバラエティーや情報番組にレギュラー出演しています。2021年には自身のYouTubeチャンネル「オッサンず苦LOVE」を開設。2024年6月には自身がモデルとなったAIエージェントが誕生するなど、幅広く活動を続けています。
かとうゆかりさん:羽川令子
ボーカルの羽川令子を演じたのはかとうゆかりさん。かとうさんは1982年にシングル「シュガーぬきのSaturday Night」でメジャーデビュー。自身の楽曲「Stay」は、「ポニーテールはふり向かない」の挿入歌となっています。俳優としては「不良少女とよばれて」にも出演していました。
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