「これは痛そう」 “何かが出ている”8歳デグーが病院に行くと…… 思わずヒュンとなる治療が49万再生 「大変だったねぇ」(1/3 ページ)
出ていたのはそれだったのか。
“何かが出ている”8歳のデグーが動物病院にやってきた! その珍しい症状と診察風景がYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で49万再生を突破し、1万9000件以上の高評価を集めています。
出ていたのは……
動画を投稿したのは、動物病院の院長で獣医師のゆってぃー先生によるYouTubeチャンネル「夜の獣医師ゆってぃー」。体重239グラムという8歳のデグーを診察する様子を公開しています。
このデグーが病院にやって来た理由は、なんとペニスが出っぱなしになり、引っ込まなくなってしまう「ペニス脱」です。飼い主さんによると、1~2時間ほど様子を見たものの元に戻らないため受診したのだとか。夜間の動物病院には、こんな動物がしばしば診察に来るそうです。
治療
ゆってぃー先生が治療をしようとするとデグーは暴れてかみつくそぶりを見せたので、タオルで保定しました。局所麻酔ゼリーをペニスに塗り、綿棒を使って元に戻そうとします。しかし、同じ方向から押してもなかなか戻らないため、体の向きを変えて少しずつ押し戻しました。
原因は?
全身麻酔も考えましたが、それほど時間はかからないと思ったゆってぃー先生。酸素吸入をしたり体勢を変えたりして治療した結果、しっかりペニスは元に戻りました。最後に腫れを抑える注射をして終了です。
なぜペニス脱になるのか。ゆってぃー先生によると、尿トラブルやストレスなどが原因として考えられるそうです。今後の治療は、かかりつけ医に相談してもらうことにしました。
ほっとした様子のデグー
無事治療を終え、ケージの中に収まったデグーは安心したような表情に見えます。下から見ると、ちゃんとペニスが戻っていることが分かります。
デグーのペニス脱治療の様子に、コメント欄では「これは痛そう。戻って良かったね」「大変だったねぇ」「ヒュンってなった」「うちのデグーも同じようなことあったなあ」「デグー飼ってるのでこういうの滅茶苦茶ありがたい」「どうかお大事に&長生きしてくれますように」といった声が上がっています。
ゆってぃー先生が院長を務める救急動物病院「港区動物救急医療センター芝アニマルクリニック」の詳細は、公式サイトやInstagram(@shiba_animalclinic2023)で確認できます。また、ゆってぃー先生はYouTubeチャンネル「夜の獣医師ゆってぃー」のほか、Instagram(@yinanobe)やTikTok(@nolimitvet_yutty)でも診察の様子を発信中です。
「夜の獣医師ゆってぃー」動画まとめ
動画提供:YouTubeチャンネル「夜の獣医師ゆってぃー」
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