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初心者「ぶどうは紫で丸いっぱい描いとけば完成でしょ!」→“絵の先生”がちゃんと描いたら…… “段違いのクオリティー”になるコツが目からウロコ(1/3 ページ)

色を使い分けて描く。

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 “絵の先生”が教えるぶどうをより立体的に描く方法がTikTokで話題です。分かりやすく解説している動画は、記事執筆時点で24万件以上の“いいね”を集めています。

描き方を解説

 動画が投稿されたのは、水拭きで簡単に消せる画材「キットパス」のTikTok公式アカウント。今回は“「混色」「ぼかし」などの技法をちょっとしたコツで生かせば誰でも本格的な絵が描ける”をコンセプトに、同製品を使ってぶどうを描いていきます。

 ぶどうの絵は、紫色の画材だけを使って多数の丸を描くイメージを持たれがちですが、上手に描くポイントは「粒の丸みや色の濃淡を意識する」こと。まずは紫色ではなく、ベージュでぶどうの実と葉っぱの輪郭を描き、縁取りを行います。

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紫の丸だけで描かれるぶどうの実

まずは下描き

 大まかに形作ったら、赤紫色でカーブを描くように一粒ずつぶどうの実の下側を塗ることで影を表現。オレンジ色のキットパスで実の中央部分を丸く塗り、光が当たって明るくなっている部分を描きます。


ぶどうにオレンジ色を使う!

立体的なぶどうになっていく

 次は紫色と薄紫色を使い分けて、一粒ずつ濃淡を付けながら着彩。一通り塗ったら指で粒を1つずつなぞり、オレンジと紫、薄紫、赤紫の境目をなじませます。粒の間に生じている影を深緑色と紺色で表現し、ハイライトとしてオレンジの近くに白色を入れたら完成! ぶどうの丸みを捉えた立体的な絵に仕上がりました。


より自然な仕上がりにすべく境目をなじませる

実の境目に濃い影を入れる

ここで白が活躍

 コメント欄には、「わかりやす」「白の使い道に感動した」「こういうの途中経過がむっちゃ好きなんよなぁ」などの感想に加えて、キットパス公式アカウントから「ベージュ色はなかなかないので、白やうすだいだいなどを使って色を混ぜてみてください!」とのアドバイスも寄せられています。


立体的なぶどうの絵が完成!

 なお、キットパスを製造販売している「日本理化学工業」は、Instagram(rikagaku_official)アカウントも運営中。TikTokではぶどうのほか、ぐるぐるキャンディーやミカン、観覧車などの描き方も公開されています。

画像提供:kitpasjapan キットパス(@kitpasjapan)さん

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