アサヒのビール原料に「使用不認可」の添加物…… 「心よりお詫び」 7500ケースを自主回収(1/2 ページ)
海外では一般に流通。
アサヒビールは、同社が輸入・販売するビールの原料に、日本国内で使用が認められていない添加物が使用されていたとして、対象商品を自主回収すると発表しました。
海外では一般に流通
対象商品は「グロールシュ プレミアム ラガー びん330ml」「グロールシュ プレミアム ラガー びん450ml」のうち、2023年1月~2024年12月12日に出荷した約7500ケース。
同社によると、ビールに使用している原料「Rhoホップエキス」に日本国内で使用が認められていない添加物が使われていたといいます。添加物は、原料(ホップエキス)および最終製品(ビール)には残っていないものの、同社が食品衛生法上の解釈について管轄保健所に問い合わせたところ、「食品衛生法第12条違反(疑い)であり、自主回収が妥当と考えられる」との見解が示されたと説明。これを受け、商品の自主回収を決定しました。
同社は「お客さまには多大なご心配とご迷惑をお掛けいたしますことを、心よりお詫び申し上げます」「今後、このような事態が発生することのないよう、より一層、品質管理体制の強化に、全社をあげて努めてまいりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」とコメントしています。
なお、Rhoホップエキスの使用は、アメリカ、ヨーロッパ等で認められ、海外ではRhoホップエキスを使用したビールは一般的に流通していると説明。これまで国内外を含め健康被害の報告はないとのことです。
手元に商品がある場合は、下記問い合わせ先まで連絡してほしいとしています。
【お客さまからのお問い合わせ先】(発表より)
アサヒビールお客様相談室 グロールシュ問い合わせ専用ダイヤル
フリーダイヤル 0120-500-341
受付時間:平日10時~16時(12時30分~13時30分は休止)
※12月13日(金)は17時まで受付けいたします。
※2024年12月27日(金)12時30分~2025年1月5日(日)の間はお休みさせていただきます。
※年始は2025年1月6日(月)10時より通常通り受付けさせていただきます。
関連記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.