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昔読んだ漫画を15年探すも手がかりなし→Twitterで情報を求めたら1週間足らずで特定 「SNSすごい」と驚きの声 投稿者に話を聞いた(1/3 ページ)

文明の利器。

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 SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は2023年5月に人々に感動と喜びを与えた「昔読んだ漫画を15年探している(関連記事)」について、X(旧Twitter)ユーザーのミックスバス(@mikusubasu)さんに話を聞きました。

15年もの間、探し続けた漫画

 「画像の内容の漫画を探しています。もう15年近く探しているのですが未だに発見出来ません」――ミックスバスさんがXに投稿したのは、タイトルも作者も分からない昔読んだ漫画の情報募集でした。

探している漫画のあらすじ

 ミックスバスさんの記憶によれば、2000年代後半の雑誌掲載作品ですが、読み切りか連載かは不明。謎の虫のような、人を刺す生物が登場するホラー漫画で、刺された人々はやがてその生き物を「天使様」と呼ぶなど変調をきたし、ついには身体が丸い球体のように……といった内容だったそうです。記憶を頼りに自身も探してはみたそうですが、残念ながらたどり着けなかったとのこと……。

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画風は伊藤潤二さんに近いものの、その作品ではなかったとのこと

 たくさんの情報がリプライ欄に寄せられる中、十数年前の女性向け雑誌で「全く同じ漫画を読んだ」という有力な証言が! 話題がさらに広まると、今度はホラー漫画研究サイトの管理人から「御茶漬海苔さんの『キラキラ』ではないか?」との指摘がありました。

 添付された誌面を見て、ミックスバスさんが探していたのはこの『キラキラ』と判明。のちに同作が漫画雑誌『ホラーM』(ぶんか社)に掲載されていたことも分かりました。投稿から判明までわずか1週間! SNSの凄さを実感できる出来事なのでした。

 ねとらぼ編集部では、ミックスバスさんに当時の様子や、作品が判明したことなどについて聞きました。SNSで情報を募集したきっかけとは――。

画像提供:ミックスバス(@mikusubasu)さん

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