餃子大好きは宇都宮市と浜松市だけじゃない 餃子のタレの黄金比率が知りたい!
しょう油とお酢の黄金比率は? 1人で何個食べる? というかそもそも君たち餃子好き? 好きだよね?
しょう油とお酢の黄金比率は決着つかず! 全国の“餃子好き”の意識・実態における地域差や、全国的な共通点についてまとめた調査結果が発表され、餃子文化の地域差が明らかになった。
これは、味の素冷凍食品が全国10都市に在住する“餃子好き”1000名を対象に、「餃子に関する調査」を実施し、Webサイト「楽しく食べよう。おうちギョーザ。」内にて公開したもの(今回はvol.2)。総務省の「家計調査」によれば、1世帯当たりの「餃子」に対する支出金額(2008年〜2010年、3年間の平均値)が最も多い都市は「宇都宮市」で、その1世帯当たりの支出金額は年間1万5026円と、全国平均6201円の2.4倍にものぼる。昨年、その宇都宮市を抜いた浜松市もこの調査では全国平均の2倍を上回る1万2556円と飛び抜けている。
宇都宮市と浜松市は有名だが、全国で見ると、次いで京都市、宮崎市、鹿児島市での消費も多いことが分かる。ちなみに、餃子の消費量が少ない都市は松山市、鳥取市、山形市、青森市、那覇市とのこと。
味の素冷凍食品では、餃子消費量の多い5都市(宇都宮市、浜松市、京都市、宮崎市、鹿児島市)と、少ない5都市(松山市、鳥取市、山形市、青森市、那覇市)の1000名を対象に調査したところ、3人に1人は、「1度に10個以上」食べ、今までに食べたことがある餃子の最大数でも20個以上が3割を超える結果となった。
ここでは「つけダレ」についても調べており、「餃子を食べる際に、『つけダレ』にもこだわりますか?」との問いに、62%が「『つけダレ』にこだわる」と回答。1位が「ラー油」(90%)、2位「しょう油」(85%)、3位「酢」(82%)と、定番の3種が並ぶ結果となった。そのほかとしては、「ポン酢」や「ゴマ油」「ゆず胡椒」にまじって、「タレをつけずにそのまま」といったワイルドな回答も得られた。少数派としては、「オリーブオイル」「ワインビネガー」「ハチミツ」「黒砂糖」で餃子を食べる人もいるとか。
なお、いつも餃子を食べる際に気になる「つけダレ」の王道、「しょう油」と「酢」の黄金比率も探っている。「しょう油と酢の理想の比率」をたずねると、最も多かった回答が、「しょう油:酢=5:5」(18%)との結果が。同じく「しょう油:酢=7:3」(18%)、「しょう油:酢=3:7」(15%)とのこと。どれか1つが圧倒的支持を集めるには至らなかった。
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