ウェンディーズ2号店が六本木にオープン! 1280円のキャビア&ロブスターバーガーを食べてきた
新生ウェンディーズが国内2号店となる六本木店をオープンした。記念新商品として発売された、日本国内2店舗でしか食べられない高級な「Japan Premium」バーガーを一足先にいただいてきた。
待ってました! 「新生ウェンディーズ」がいよいよ本格始動だ。2011年12月27日に日本での再進出1号店となる表参道店を開店させてからおよそ8カ月、待望の2号店となる六本木店が8月17日にオープンした。
ウェンディーズと言えば1980年に第1号店を銀座に出店し、その後地方にも積極的に進出して最終的には全国に71店舗を展開するまでになった。しかし2009年末に一旦全事業を終了し、2011年末に再び日本での事業をスタートした歴史を持つ。
六本木店オープン記念、プレミアムな新商品「Ocean Premium」
新生ウェンディーズは過去のウェンディーズのコンセプトを繰り返すのではなく、アメリカの外食産業界で今アツい「ファストカジュアル」「グルメバーガー」という2つの最新トレンドを意識している。確かに注文を受けてから、時間をかけて作る高品質・高級食材を使ったバーガーは、ファストフードとレストランの「間」を感じさせる。
再上陸を果たしてからは、従来の米本社との共通メニューに加え、日本で独自開発した780〜1280円の高級路線商品「Japan Premium」が人気らしい。売上の15〜20%はこういった高単価商品が占めるというから驚きだ。競合他社とは一線を画している。
このJapan Premiumに、六本木店オープン記念新商品として新商品「Ocean Premium」が加わった。「Japan Premium キャビア&ロブスター」(1280円)、「Japan Premium サーフ&ターフ ロブスター」(1280円)、「Garden Sensations Ocean Premium キャビア&ロブスター」(1580円)、「Irina ロールケーキ 六本木モンブラン」(280円)の4品だ。これらは1号店の表参道店でも食べられる。
サーフ&ターフはウェンディーズのモットー「don't cut corners(手抜きをしない)」にちなんだ四角いビーフパティに、海の幸と山の幸がふんだんに使われている。カナダ直送のオマールロブスターの中でも最希少部位とされる爪と腕の部分のみを厳選して使用しているというゴージャスっぷりがスゴい。
キャビア&ロブスターのサラダは1580円もするということもあり、レタス、ロメインレタス、ベビーリーフなどの葉野菜の上に、オマールロブスター、キャビア、アボカド、ゆで卵、プチトマトなどをたっぷりと盛り付けている。メインとして食べられるくらいボリュームのあるサラダになっている。
なんと! ハンバーガーにキャビアが入ってる!
オープン直前に行われたプレス説明会では、キャビア&ロブスターの試食会が行われた。ということで、1280円もするハンバーガーを丸々1個いただいてきた。そのお味は……う、うまい! キレのよいマスタードマヨネーズでシンプルに味付けされたオマールロブスターはとてもやわらかく、すっととろけていく。
タラモサラダ、ベビーリーフ、レタス、トマト、レッドオニオンなど野菜も豊富だ。なんといっても、キャビアがたっぷり使われていることに着目したい。ハンバーガーにキャビア! これは事件に違いない。ロブスターの上に上品に載ったキャビアが、口の中でプチプチと弾けていくのが小気味いい。
新商品のバーガーだけではない。今回新たに導入された自動販売機「コカ・コーラフリースタイル」もぜひ試してみてほしい。日本コカ・コーラが開発した、1台で100種類以上の清涼飲料水を選べるマシンで、表参道店・六本木店の両方に設置してある。料金は290円で、コンボ(セット)の場合は50円上乗せでフリースタイルに変えられる。
コカ・コーラをはじめとする炭酸飲料やスポーツドリンクなど、ベースとなるドリンク約14種類と、レモン、オレンジ、ピーチ、バニラなど約10種類のフレーバーを好みに合わせてマシン内で調合できる。コーラとバニラフレーバーの組み合わせを試してみたところ、非常に上品なうっとりする甘さに……!
100人以上の行列が
オープン当日の11時55分ごろには記念のテープカットが行われた。この日は炎天下にも関わらず、六本木店の外には100人を超す長蛇の列ができていた。先着500人にはハインツとのコラボレーションエコトートバッグがプレゼントされた。
六本木店は表参道店よりもひとまわりコンパクトで、84坪で76席となっている。1階はカウンター席のみだが、2階にはゆったり座れる席を多数用意している。ビビッドな色合いが美しい店内が自慢という。2階のカウンター席からは六本木の街並みを悠々と眺めることができてオススメだ。
2号店の場所に六本木を選んだのは、「最新トレンドを発信するエリアであり、大きな通り(外苑東通り)に面した視認性の高い立地。ウェンディーズを代表する『ランドマーク』的な店舗になると思う」からとウェンディーズ・ジャパン最高経営責任者のアーネスト・エム・比嘉氏は話す。
1280円って高いかも……と思うけれど、キャビアなんかを使っているから適正な価格なのか。ちょっとぜいたくしたい気分のときに、新生ウェンディーズへ寄ってみてはいかが?
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