「イツモ料理ツクッテクレテ ￥0」「アリガトウ ￥39」 レシートにこっそりメッセージを書く「レシートレター」がステキ
11月22日は「いい夫婦」ということで発案されたアイデア。
お買い物のレシートそっくりの手紙を作るアイデア「レシートレター」がステキです。レシートの商品名と価格のところに「イツモ料理ツクッテクレテ ￥0」「アリガトウ ￥39」……とメッセージを書き込むもの。レシートを手渡されたと思って感謝の言葉に気づいたら、遊び心にほっこりしそう。
「レシートレター」を考案したのは、「本能寺ストーブ」や「路上絵本」など一風変わったアイデアを個人で次々と形にしている発明家・佐藤ねじさん。「いい夫婦」である11月22日に向けて、実際に作ってみた「レシートレター」を写真で紹介する公式サイトをこのたびオープンしました。
上には店名のロゴのように「Receipt Letter（レシートレター）」と印字し、下には合計やお釣りの金額と、ぱっと見はレシートにしか見えません。商品名のところには「今日ハ、イイ夫婦ノ日ナノデ ￥1122」「ハーゲンダッツ ￥280」「買ッテオキマシタ ￥0」とメッセージを列記。各行につけた値段も、「アリガトウ」にはサンキューということで「￥39」、「ハーゲンダッツ」には商品の値段「￥280」と、工夫が凝らされているのがキュンと来ます。
「夫の背広のレシートで浮気が発覚するなどのトラブルがありますが、それだけメッセージ性が強いとも言えるので、そこを活かした手紙を考案してみました」と佐藤さん。「さりげなくこれを机の上や背広のポケットに入れておいたら、果たして気づくのでしょうか。レシートなので捨てられても仕方ありませんが、気づいたら、きっとおもしろいでしょう」と使い道を提案しています。
作り方ですが、佐藤さんは「Adobe Illustrator」でレシート風のメッセージのaiデータを作成し、これをPDF化してSTAR「TSP650II」シリーズのレシートプリンタからプリントアウトしました。さりげなさや不意打ち感が読み手に喜びを与えてくれそうなので、夫婦以外にもいろんな相手に送ってみたくなりますね。紹介サイトもレシート風のデザインになっているので見ものです。
（黒木貴啓）
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