米国にダサいクリスマスセーターの季節到来 2015年は大統領候補者もセーターを販売する流れに
セーターの中央に候補者の顔がバーン! ホワイトハウスがバーン!
ダサいクリスマスセーターを12月に着ることがここ数年の流行となっているアメリカ。2016年に大統領選挙を控えた今冬は、大統領候補者たちが流れに乗っかって自分をテーマにしたセーターを販売しています。うん、どれも微妙なデザインだな!
共和党のテッド・クルーズ氏のセーターは、サンタ帽をかぶった自分の顔を中央にバーンと配置。さらに大統領候補者らしくホワイトハウスの絵と、自由自治の象徴であるガラガラヘビ、「自治の自由を踏みにじるな(don't tread on me)」のフレーズも入れており、周囲のかわいらしい雪や星のマークと反発しあって絶妙なダサさ放っています。お値段は65ドル(約8000円)と、候補者セーターの中では最高値です。
女性初の大統領となるか注目される民主党のヒラリー・クリントン氏は、雪の結晶の中に頭文字“H”のロゴや「2016」の数字をあしらったシンプルなデザイン。共和党から黒人初の立候補者となったベン・カーソン氏は「BEN CARSON FOR PRESIDENT 2016」と出馬PRばっちりな文字を入れ、ある種のダサさを演出しています。
アメリカの冬ではドレスコーデとしてダサいクリスマスセーターを着て行くパーティー「Ugly Christmas Sweater Party」が定番化。若者の遊びの場にこれらの政治色の強いデザインを着ていくとジョークとして「ひどいw」と盛り上がるのかもしれません。
このほか非公式でネットではバーニー・サンダース氏といったほかの候補者のセーターも販売されています。ドナルド・トランプ氏のセーターには「メリークリスマス、よいお年を!」の文字がスペイン語で書かれており、メキシコからの移民を激しく問題視するトランプ氏への皮肉を感じさせるデザイン。ダサいクリスマスセーター、各候補者の色を読み取るのにも使えるかも。
(黒木貴啓)
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アメリカやカナダではダサいクリスマスセーターが流行ってるらしい。
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