20年来の女友達から縁を切られた相談者の意外な相談内容「自立していない人間に寄りかかられたら、みんな逃げて行きます」 「テレフォン人生相談」先週のハイライト（2/2 ページ）

[北村ヂン，ねとらぼ]

　「お互いに自立してなかったんじゃないのかな？」

　「ええ、彼女もやっぱりちょっとワガママな面もありまして……」

　「アナタ実は、自分の人生が不遇な人生だったという風に思ってるんじゃない？」

　「ああ、それはあります。はい」

　「アナタ、自分で今、何を隠している？」

　「いや、隠していることはまったくないんですけれども」

　「そこがアナタの、友達ができない原因です。『隠していることは何もない』って、アナタは重大なことをたくさん隠しているはずです。認めたくないことがあるんでしょ？」

　「……ええ、そうです」

　関係が切れた原因を女友達の「我の強さ」「ワガママ」「裏切り」あたりに落とし込もうとする相談者から、「認めたくないことがある」と引き出した加藤諦三の相談テクはさすが！

　「何を隠してるの？」

　「それはちょっと言えないですね」

　……言えないのかい！　そんな相談者へ加藤諦三からのアドバイスは、その秘密を紙に書いて、声に出して読んで、破って水に流すなり、燃やすなりするというもの。

　「その時に手を合わせて。それがアナタがよみがえる方法です」

　さっきまで相談テクに感動していたのに、最終的に出てきたのがこの謎過ぎるアドバイス。「アンタにも色々問題ありそうだから、それをしっかり見つめ直せよ」ってことなのかな……？

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