ニュース
» 2021年10月17日 10時00分 公開

ゼロヨン最速はZX-14R[2013]! 「0→400m加速タイム」YM歴代実測ランキング(1/2 ページ)

ひと昔前に比べれば絶対視されなくなったとはいえ、「速さ」がバイクのパフォーマンスを示す重要な指標であることに変わりはない。そこでヤングマシンが長年に渡って取り続けている実測走行データを総ざらい。本記事では停止状態から400mまでの加速タイムを競う「ゼロヨン」の歴代ランキングをお届けする。

[Webヤングマシン]
Webヤングマシン
photo
※当記事に掲載されている各テストは、路面状況/気温/ライダーなどが異なり、厳密な同一条件ではありません。全て参考数値とお考えください。また、『ヤングマシン』本誌以外の計測データが一部含まれています。ご了承ください。

トルクもパワーも必要。ゼロヨン=「使える速さ」の勝負

 バイクの加速性能を知るメジャーな手法が「ゼロヨン」だ。最高速とは異なり、普段の走りでも感じられる「速さ」に直結しており、ひと頃はカタログにもタイムが記載されていた。また、この距離で行われるドラッグレースも多く、米国を中心に人気を博している。

 クルマの世界では1000万円超の高級スポーツカーで11秒台だが、バイクなら10〜11秒台がズラリ。しかも100万円台から買えるのだから、コスパを考えれば圧倒的に優秀だ。

 さて、歴代の『ヤングマシン』誌実測記録では、驚異の10秒切りを果たしたカワサキ ニンジャZX‐14Rが1番時計を叩き出した。各車はすべてノーマルながら、気温や路面状態など同一条件ではないため、あくまで参考数値として捉えてほしいのだが、「9秒台」は圧巻。頭ひとつ抜けた加速力だ。ゼロヨンは、トルクの太さや車重の軽さが重要ながら、400m地点では250km/hに迫り、最高速も求められる。ZX-14Rの10秒切りは、これらをバランスよく備えた賜物だろう。

 2位は、2021年4月に登場したばかりのスズキ新型ハヤブサ。1位とは0.11秒差にすぎず、あとわずかで9秒台が見えてくる。新型は3位の先代ハヤブサを上回っており、ダッシュ力が確実に進化していることを証明した。

 これらに僅差で続くのは、ホンダとヤマハによる自慢の旗艦スーパースポーツ(SS)。大排気量のトルクでタイムを稼ぐZX-14Rとハヤブサに対し、1000ccの中高回転パワーで勝負している。以降の順位についてもジックリ見比べてほしい。

photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo photo

第1位〈9.907秒〉カワサキ ニンジャZX-14R[2013]:打倒ハヤブサのために磨き上げた弾丸超特急が、唯一の10秒切り!

 旗艦ZZR1400の後継機として、2012年にデビューしたメガスポーツ・ZX-14Rが歴代唯一の9秒台でゴール。カワサキの旗艦は、長年ゼロヨンでハヤブサの後塵を拝してきたが、当時トップ級の200ps+16.6kg-mで打倒ハヤブサに見事成功した。2020年型を最後に日欧では生産終了したが、新型登場のうわさも根強い。

photo 【2013 KAWASAKI Ninja ZX-14R】[写真タップで拡大]
photo

ハヤブサを上回る1441cc直4に、空力フォルムやトラクションコントロールを融合。丸山浩をして「新幹線のグリーン車」と言わしめるほど走りはスムーズだ


photophoto ヤングマシン実測データ唯一の9秒台は、仙台ハイランドのドラッグコースでマーク(2013年10月号)。ゼロヨンタイムは、スーパーチャージャー搭載で後発のニンジャH2(写真右)すら上回る

第2位〈10.017秒〉スズキ ハヤブサ[2021]:9秒台目前! 9ps減でも新型の方が速い。現役最強は譲らない!

 2021年に復活を遂げた現行の3代目ハヤブサが銀メダルを獲得。体感では先代より明らかに中間パワーが増強されており、最新の電脳アシストやクイックシフターも記録に貢献したようだ。記録はAモードだったが、さらに設定を煮詰めれば9秒台もイケそう!

photo 【2021 SUZUKI HAYABUSA】[写真タップで拡大]
photo

2021年に刷新。馬力は9ps減の188psだが、幅広い領域でパワー&トルクが増し、実用的な速さがアップした。タイムは日本自動車研究所(JARI)で測定(2021年7月号)


第3位〈10.052秒〉スズキ ハヤブサ[2013]:旧型も今だ超速。13年前デビューながら実力は一線級

 ZX-14Rの登場までゼロヨン無双を誇った2世代目ハヤブサが3位を獲得した。デビューは2008年で、日欧では2018年型で生産終了。最新モデルのような電脳デバイスもないのに、並み居る強敵を退けてこの順位なのだから驚異的。10秒を切っても不思議ではない。

photo 【2013 SUZUKI HAYABUSA】[写真タップで拡大]
photo

2008年に全面改良を受け、1299→1340ccに進化。197ps+15.8kg-mをマークし、加速性能では初代を上回る。ZX-14Rと同時、2013年10月号でテストした際、このタイムを記録した。


第4位〈10.088秒〉ホンダCBR1000RR-R[2020]:怒濤のパワーが途切れない

 4位は、2020年に投入されたホンダの入魂作・CBR1000RR-R。直4SS最強の217psを誇り、シフトアップでも加速の落ち込みが少ないのが特徴だ。測定は冬のJARI(2020年4月号)で、路面温度が高ければもっと記録が伸びそう。

photo 【2020 HONDA CBR1000RR-R】[写真タップで拡大]

第5位〈10.166秒〉ヤマハYZF-R1M[2017]:8耐4連覇の実力

 低回転からフラットに伸び上がり、200psを発生する唯一無二のクロスプレーン直4がタイムに直結。会場はウエットのJARI(2017年11月号)で、この記録は立派だ。なお、5年ぶりにマイナーチェンジした2020モデルは未測定。

photo 【2017 YAMAHA YZF-R1M】[写真タップで拡大]

0-400m加速タイム トップ20:直4カウル付きが大挙ランクイン。中にはネイキッドも

 200ps級が居並び、空力で有利な直4フルカウル勢が上位を独占。カウルを持たないヤマハ VMAXが14位、トライアンフ ロケットIIIが20位と健闘した。ともに問答無用の大トルクで押し切った成果だろう。3気筒ではMT-09が最高位だ。

photo ランキングは、原則的にヤングマシンが過去に測定した公道走行市販車のみを掲載。同じモデルで複数回テストをしている場合、最速タイムを掲載している[写真タップで拡大]

番外編:気になる面々をピックアップ

〈10.426秒〉カワサキ ニンジャH2R[2015]:十分速いが真価はまだまだ

photo レーサーなので対象外だが、公道走行可能なH2に対し、本来の性能を引き出した仕様がH2R(写真右)。驚愕の310ps+αを叩き出すが、本領を発揮するには距離が足りず、まずまずのタイムに収まっている[写真タップで拡大]

〈11.198秒〉ミライ 韋駄天ゼロ[2015]:電動バイクも侮れない!

photo 2015パイクスピークで部門優勝した、モーター+バッテリーで走る完全電動レーサー。瞬時に最大トルク14.7kg-mを発揮するため、タイムは上々だ。なお、ハーレーの発表ではライブワイヤーが電動バイク最速の11.156秒を記録したという[写真タップで拡大]

〈13.009秒〉ホンダNSR250R[1993]:やっぱり2ストは速い!

photo 現行250より20kg以上軽く、45psの2ストレプリカ。社外品のJhaチャンバーを装着したテスト車は12秒台間近で、ZX-25Rを大きく上回る

〈14.253秒〉カワサキ ニンジャZX-25R[2021]:4気筒パワー炸裂! 現行250最強だ

photo 現行唯一のニーゴー直4とシフターにより、クラス最速を記録。ちなみに2気筒のCBR250RRは14.4秒、ニンジャ250は15.2秒。ニンジャ400は13.5秒だった
       1|2 次のページへ

Copyright © NAIGAI PUBLISHING CO.,LTD. All rights reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

先週の総合アクセスTOP10

  1. 「前歯を取られ歯茎を削られ」 広田レオナ、19歳デビュー作で“整形手術”を強制された恐怖体験
  2. ゴマキの弟・後藤祐樹、朝倉未来とのストリートファイトで45秒負け 左目腫らした姿を自ら公開し「もっと立って闘いたかった」
  3. キンタロー。浅田舞の社交ダンス挑戦を受け体格差に驚がく 「手足が長い!!」「神様のイタズラがすぎるぞ!!」
  4. おばたのお兄さん、“高額”ギャラ明細を写真で公開 「こんなに稼いでるんですね!」
  5. 仲村トオルと鷲尾いさ子の長女・美緒、23歳の誕生日に姉妹ショット 親譲りの美貌&175センチの長身
  6. ゴマキ弟、朝倉未来との瞬殺試合に「抵抗してるつもりだった」 “怪物”がメッタ打ちする姿に妻ショック隠せず 「息できなかった」
  7. 店で急に話しかけてくる“なれなれしいオタク”は「逃げて正解」 アキバで勧誘に遭った漫画に「自分も出くわした」と反響
  8. 朝倉未来、1000万円ストリートファイト批判へ反論 一部挑戦者の大けがに「それくらいの覚悟は持ってきているでしょ」
  9. 広田レオナ、12キロ増なデビュー時代の姿を公開「鼻も埋没していった…」 6月には激細姿に焦りも「脚が棒みたい」
  10. 工藤静香、次女・Koki,が腕を振るった“ゴージャス朝食”を公開 過去には「私より上手」と料理スキルを絶賛

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「本当色々あったけど、おかえり」 市川海老蔵、義姉・小林麻耶との再会を胸いっぱいに報告
  2. 「くそが……!」 最上もが、奮発した「Uber Eats」の対応に怒り爆発 1400円ステーキの“中身”に「絶望」「もう頼まねえ」
  3. 葉月里緒奈、美人な元マネジャーと“再会2ショット” 「共演した俳優さん達は私ではなく彼女を口説いてました」
  4. 田中律子、美人な23歳娘とランチデート 2ショットに「本当に親子!? 姉妹だよ〜」「そっくりで美しい」の声
  5. 「やりました!」ニッチェ近藤、半年間で10キロ減量に成功 ダイエット前後の写真に「すごい」「勇気もらいました」
  6. 板野友美、エコー写真とそっくりな娘の顔出しショットを公開 ぱっちり目の美形な姿に「こんな美人な赤ちゃん初めて見た」
  7. 木村カエラ、夫・永山瑛太と“意外な場所”で出会って驚き 「連れて帰りました」報告にファンほっこり
  8. 戸田恵梨香、水川あさみと同様に長文公開 「私を追いかけて、どうか車の事故を起こさぬようお気をつけください」
  9. docomo×進撃の巨人キャンペーンの商品「リヴァイ兵長フィギュア」が悲惨な出来だと話題に → 公式が謝罪「対応方法を検討しております」
  10. 加護亜依、「エヴァ」綾波レイのコスプレ姿に絶賛の声 体形くっきりのプラグスーツ&歌唱に「流石は元トップアイドル」