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» 2021年10月24日 10時00分 公開

丸山浩の2021ホンダGB350/S最終解説【試乗インプレ編】 違いは「ライフ」か「スポーツ」か(1/2 ページ)

2021年4月の登場早々売れ筋モデルとなった「GB350」と派生モデル「GB350S」。実は「STDとSには意外に大きな差があった」!。乗り比べインプレッションをどうぞ。

[Webヤングマシン]
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 2021年4月中旬に国内発売されたホンダGB350は、夏頃にはすでに「今年の分は完売!?」なんて声も聞こえてきたほどの人気。そして7月には、派生型となるスポーティなGB350Sも登場した。2021新車系の話題を一身に集めていると言っていいGB350/Sを、ヤングマシンメインテスターとしておなじみの丸山浩氏が徹底乗り比べ。その違いを詳報しよう!

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走りを比べてみれば分かる、派生のワケ!

photo 【テスター:丸山浩】もはや説明不要なヤングマシンメインテスターで、現在はYouTube等でも大活躍。元全日本レーサーの肩書きも持つが、実は若い頃はバリバリの旅好きだった

 2021年7月にSTDの派生版として追加されたGB350S(以下S)。その乗り味や、スタンダード(以下STD)との違いについて、この記事では詳しくお伝えしたい。

 そこでまずは、先行発売されたSTDのおさらいをしよう。インドのハイネスCB350をベースに開発され、熊本製作所で組み立てられるこのモデルは、トラディショナルスタイルの新世代スタンダードスポーツ。エンジンを含め新設計されている。単気筒348ccということを考えると、車格は大きくて600ccクラスの雰囲気。ライディングポジションは、ハンドルグリップ位置がかなり手前、逆にステップ位置は車体前方にあるのが特徴だ。

 シリンダーが垂直方向に伸びたバーチカルシングルエンジンは、クラシカルなルックスだけど、古めかしい振動は皆無に近く、あるのは楽しさを生む鼓動感のみ。高いギヤを使って、低い回転で多めにスロットルを開けると、そのパルスに浸りやすい。速度域としては40〜60km/hがとくにオススメだ。

 前輪19インチ径の特性もあり、コーナリングでクイックに向きを変えるような旋回力を生む感覚はなく、まるで椅子にでも座っているかのようなポジションなので、ライダーとしてもそのような操作をする気にはならない。ベタッと車体が寝るまでは比較的早いが、そこでワンテンポある。

 しかしこれが、ツーリング先で出会ったワインディングで左右にゆったりバンクさせながら走るときに、ちょうどいい心地よさ。このときも、もちろん雑味のない鼓動感は健在。エンジンのパルスこそが、このバイクが持つ最大の魅力だ。

photo 【2021 HONDA GB350】主要諸元■全長2180 全幅800 全高1105 軸距1440 シート高800(各mm) 車重180kg(装備) ■空冷4ストローク単気筒OHC2バルブ 348cc ボア×ストローク70mm×90.5mm 圧縮比9.5 20ps/5500rpm 3.0kg-m/3000rpm 変速機5段 燃料タンク容量15L ■タイヤサイズF=100/90-19 R=130/70-18 ●価格:55万円[写真タップで拡大]

「S」は何が違う?

 とまあ、STDに関してはこのような感じなのだが、追加されたSもエンジンと車体の基本部分はSTDとほぼ同一なので、エンジンが主役という傾向に変わりはない。

 「エンジンマップも専用化され、Sのほうが低速トルクをより太く感じられるような仕様」とのことだが、パッと乗り替えたときにそれが明確にわかるような差は感じられなかった。それよりは、とくにアイドリングやブリッピングで伝わってくる排気音のほうが、違いを感じやすいかも。STDに対して、Sの方がやや抜けがよくパンチのある音質だ。ただし、STDでもかなりサウンドチューニングはされており、いい音を奏でているので、Sになって音が大きくなったというわけではない。

 前後サスペンションは同一とのことだが、ライディングポジションとタイヤの仕様(Sはリヤを18インチから17インチとし、ワイドラジアルタイヤ化)が異なるため、コーナリングの雰囲気には意外と違いが感じられる。

 ワインディングを走ると、Sの方がSTDよりフロントタイヤがインに向いていこうとするのが速く、回頭性が高い。この違いにもっとも影響しているのはステップ位置で、次にハンドルポジション。ライダーが積極的に操作をするという雰囲気ではないSTDに対して、Sはバイクをスポーティーに走らせる基本操作をしながら車体を操る乗り物という感じ。むしろSの方がバイクとしてはオーソドックスな仕様とも言える。

 そこにプラスして、リヤの17インチ化とラジアルタイヤ化、それに伴うタイヤの銘柄変更でさらにスポーティーな味つけを加えているのだが、純正装着されているメッツラー製ツアランスネクストはアドベンチャーモデルのオンロードユースを想定して開発されたタイヤで、このバイクの車重や速度域だと、タイヤから受けるイメージがちょっとカタい感じもある。

photo 【2021 HONDA GB350S】主要諸元■全長2175 全幅800 全高1100 軸距1440 シート高800(各mm) 車重178kg(装備) ■タイヤサイズF=100/90-19 R=150/70R17 ●価格:59万4000円[写真タップで拡大]
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