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» 2021年11月07日 10時00分 公開

コロナ禍でもマフラーは爆売れ! なのに「ニューモデル用マフラーが発売されない」意外な理由とは?(1/2 ページ)

バイク人気でカスタムパーツ需要も活況。しかし、GB350用、レブル1100用、ハヤブサ用……など「今年登場の新モデル用マフラー」はそういえばあまり登場していません。一体なぜ……?

[Webヤングマシン]
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 コロナ禍にあって再びバイクが注目されるという現象が起きていて、アフターマーケットのカスタム用マフラーも原付二種(125cc以下)用を中心に“爆売れ”と言っていいレベルで好調なセールスを続けているといいます。ですが、そのわりには最新モデル用マフラーの発売情報が希薄であることにお気付きでしょうか。それには、やはりコロナ禍を起因とした意外な理由がありました。

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〈多事走論〉from Nom バイクがもういちど関心を持たれる存在になっている

 ご存知の方も多いと思いますが、新型コロナ感染症の流行にともなって密にならずに「個」で移動できる、あるいはひとりでも楽しめるバイクに注目が集まっています。

 通勤・通学電車の混雑を避けるため、折からのアウトドアブームもあってキャンプを楽しむためのツールとして注目された、リモートワークなどで時間に余裕ができたため教習所に通って免許を取得する人が増えた、などなどその理由はさまざまに報道されています。

 しかしボクは、実はもっと単純なことで、上記のようなことが重なっていままで見えていなかったバイクがそれまでバイクに無関心だった人の目に「見える」存在になったのではと思っています。

 よく例えにするのですが、自分に子供ができるまではほとんど目に入らなかった子供の姿が、ある日突然、目に入るようになり、世の中にはこんなにたくさん子供がいたんだと驚いた経験があります。

 そう、自分が無関心なものは、すぐそばにあっても(いても)目に入らないものなのですね。

 バイク好きの方には言わずもがなのことですが、バイクが目に入るようになったら、こんなに魅力的なものですからどんどん興味が沸いてくるのは当然です。

 免許を取って(あるいはリターンして)、バイクを買って乗り始め、ヘルメットやジャケット、パーツなどを買い求め、ツーリングやキャンプに行ったりとバイクライフがスタートするはずです。

コロナ禍 バイクブーム マフラーカスタム JMCA認定プレートの発行枚数が6万枚を超えていた1997年頃は、ビッグネイキッドブームなどでマフラーを交換する人が非常に多かった。しかし、その後は漸減しつつ3万枚から4万枚あたりを推移していたが、昨年、定額給付金効果などもあって一気に6万枚以上を記録した[画像タップで拡大]

 そんな方々がたくさんいるいま、今年(2021年)の新車の国内出荷台数は6年ぶりに40万台を超えると予想されていますし、昨年の定額給付金の支給をきっかけにしたバイク用品の売上アップも、一過性のものではなく今年も依然として続いているようです。

 バイク用品店やパーツメーカーが昨年、過去最高の売上や利益を記録したという話をよく耳にしますが、カスタムパーツの定番中の定番である交換用マフラー(以下、マフラーと表記)も非常によく売れています。

 そのマフラーが合法であり、400cc以上のバイクに装着した場合は車検にも適合することを証明する「JMCA認証プレート」を発行するJMCA(全国二輪車用品連合会)によると、この認証プレートの発行枚数が昨年、過去最高を記録し、今年(2021年)も昨年を上回るペースで発行しているそうです。

 発行枚数とマフラーの販売本数はほぼイコールとのことですから、JMCAが1989年に発足して、自主規制のJMCA認定マフラーの証明であるJMCA認定プレートを1997年に発行開始して以来の快調なマフラーの売れ行きを証明していると言っていいでしょう。

 カスタムパーツの定番中の定番と書きましたが、実際はマフラーの装着率は年々低下していて、いっときのようにバイクを購入したらマフラーを交換するのが当り前という状況ではなくなっていました。なのにここにきて、JMCAが発行する認証プレートの枚数が過去最高を記録するほどマフラーが売れている。その理由を、JMCAのマフラー部会長社のアールズ・ギアに聞いてみました。

便利な足、遊びの道具にもなる125?用マフラーが絶好調!

 同社の商品開発・生産管理総括部長の小林さんによると、コロナ禍によって通勤・通学にバイクを使う人が増えて、そういう方が遊びの道具としてもバイクを使うようになったこともあって小排気量の車種用マフラーが非常によく売れているそうです。モデルで言うと、ホンダ・CT125、ホンダ・PCXシリーズ、ホンダ・ADV150、そして軽二輪だとホンダ・レブル250が人気を集めていて、価格帯的には5万円前後のマフラーが主流とのこと。

コロナ禍 バイクブーム マフラーカスタム JMCAによると、認証プレート発行数の7割は軽二輪以下用だとのこと。最初は通勤や通学ユースで乗り始めた人も、次第にバイク自体への関心が高まっていき、何かカスタムをしたいと思うようになるのだろう。 [写真タップで拡大]

 認証プレート付きのマフラーに関しては、大型用品販売店もJMCAに加入していて認証マフラー以外は販売しないようになってきているのに加え、ユーザーの間でもマフラー規制についての理解が進み、安全・安心にカスタムを楽しむには認証マフラー、その対象以前のモデルならJMCA認定プレート付きのマフラーを選ぶという流れになっているとのことでした。

 興味深かったのが、いまマフラーを購入するユーザーは6対4でネット通販のほうが多いというお話。

コロナ禍 バイクブーム マフラーカスタム JMCA 政府公認 自分のバイク用にどんなマフラーが発売されているか簡単に検索できるのがWebikeをはじめとしたネットショップの強みだ。また、売れ筋商品を多く在庫することで、お客様に商品を迅速に届けられるのもネットショップでマフラー販売が伸びている要因だという

 そのあたりの事情を、大手バイク用品通販サイト「Webike(ウェビック)」を運営するリバークレインで事業統括マネージャーを務める楠山さんに聞くと、最近は大型用品店でもマフラーを数多く在庫するお店が減ってきていて、それに対してネットショップは在庫を充実するようにしているため商品が届くまでの期間がリアル店舗よりも早く、さらに自分のバイク用のマフラーを検索しやすいという点がユーザーから支持されているとのこと。

 また、コロナ禍の中で「Webike」での用品全体の売上がコロナ前の1.5倍ほどになっていて、マフラーに限って言えばさらに伸びが大きいそうです。売れ筋は本数ベースではホンダ・CT125、ホンダ・モンキー125、ホンダ・クロスカブ&スーパーカブ110、金額ベースではカワサキ・ZX-25R、カワサキ・Z900RSあたりが上位にランクインしていると話してくださいました。

 リアル店舗でもネットショップでも傾向は同じで、やはり原付2種用のマフラーが非常に伸びているようです。

 一方、リアル店舗ならではの長所もあるようで、大型用品店・2りんかんの商品課MD担当の古賀さんによると、マフラーの販売はコロナ前の120〜130%伸長していて、免許を取ってバイクに乗り始めたばかりで自分のバイクにはどんなカスタムパーツが用意されているか、あるいは何を買ったらいいか分からないというユーザーが増えていて、そんな方には安心して楽しめる認証マフラーをお薦めしているのだそうです。

 また、認証マフラー対象外の中古車を購入してマフラーを探している方が来店することもあり、その場合はJMCA認定プレートの付いたモデルを紹介しているとのこと。

 最近は音が大きいかどうかを気にするユーザーはほとんどいなくなり、それよりも車検対応か、規制に通っているかを気にする人がほとんどと言います。

コロナ禍 バイクブーム マフラーカスタムコロナ禍 バイクブーム マフラーカスタム バイク用品店では、以前のように数多くのマフラーが天井から吊るされてはいなくて、売れ筋のマフラーが数本吊るされているのみ。2りんかんではマフラーの在庫を持たない代わりに、サンプル品を用意してお客様にどんなマフラーか知ってもらうようにしている。また、人気モデルに関しては、以前のように天井から吊るすのではなく箱に入れた状態で在庫しているという。 ※写真は2りんかん和光店

 JMCA、リバークレイン、2りんかんの3つを取材して、マフラーはいま原付2種モデル用を中心に非常に売れていて、認証マフラー(あるいはJMCA認定マフラー)を選ぶのがユーザーの間で当り前になっていることがよく分かりました。

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