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» 2021年12月31日 14時00分 公開

販売台数3年連続のベストセラー! カワサキ「Z900RS」が売れに売れている理由とは?(1/3 ページ)

ビッグバイクとしては近年まれに見るヒット作になったカワサキ Z900RS。何がそんなにいいのでしょう? いま一度じっくり試乗してみました。

[Webヤングマシン]
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 2017年12月の発売直後からかなりのバックオーダーを抱え、ビッグバイクとしては近年まれに見るヒット作になったモデルがカワサキZ900RSだ。その勢いは今も衰えることなく、メーカーとユーザーとカスタムパーツを手掛けるショップが三位一体となってバイク界を盛り上げている。果たしてZ900RSは、なにがそんなにいいのか? いま一度じっくり試乗してみた。

Z900RS カワサキ Z900RS
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新たな『Z』の定義とともに、その地位を確固たるものにした

 カワサキ「Z900RS」は、2017年10月に開幕した東京モーターショーで初披露された。発売は同年12月で、2018年〜2020年の販売登録台数は小型2輪部門(401cc以上)において3連覇を達成。2021年は生産遅延の影響によって台数こそ減少しているものの、相対的には好調を維持している。排気量的にも、ネオクラシックというカテゴリー的にもライバルが多い中、今も新鮮味を失っていない。その魅力が一体どこにあるのかをあらためて探ってみたい。

 Z900RSは、カワサキのアイコンとも言うべき「900 Super 4」、いわゆる「Z1」をモチーフにしている。「ゼファー400」(1989年)や「ゼファー750」(1990年)、「ゼファー1100」(1992年)がそれに近い存在だったが、「Z」という直接的なネーミングが与えられることも、「900」という排気量が採用されることもなく、ちょっと古めかしいネイキッドとして存在。燃料タンクの意匠も400と1100が角Zを彷彿とさせる一方、750には丸Zの雰囲気を盛り込むなど、様子を探っているような雰囲気があった。

Z900RS ゼファー1100(2006年モデル) [写真タップで拡大]
Z900RS ゼファー750(2006年モデル) [写真タップで拡大]

 このゼファーは、ネイキッドというスタイルを根付かせながらもネオクラシックのムーブメントを作り出すほどではなかった。その一因は、空冷エンジンやツインショックに技術の後退を覚える層も少なくなかったからだ。とりわけゼファー1100のエンジンは、ボイジャー?の水冷4気筒をわざわざ空冷に仕立て直したものであり、ある種のあざとさは否めない。日本のマーケットはさておいても、少なくとも欧米目線からは中途半端な最新モデルに見えた。

 だからといって、水冷エンジンとモノショックのモデルをクラシカルな外装で包み、そこにZ1の名を与えればいいというものでもない。今振り返ると、その頃のカワサキはいろいろと逡巡(しゅんじゅん)していたのではないか。というのも、水冷エンジン&ツインショックの「ZRX1100」(1997年)によって再度ネオクラシックの可能性を模索したかと思えば、2003年には「Z1000」を発表。この時ついに「Z」の名が復活したわけだが、ZRX1100が80年代のローソンレプリカ風なのに対し、Z1000のデザインは極めて先鋭的だった。その大きな振り幅の中で、「Z」というブランドの立ち位置を探っていたように見える。

Z900RS ZRX1200DAEG ファイナルエディション(2016年モデル) [写真タップで拡大]
Z900RS Z900(2021年モデル) [写真タップで拡大]

 過去を振り返るか、未来を見据えるか。そんな天秤の末、カワサキはしばらく後者を優先した。Z1000に加えてアグレッシブな「Z750」「Z800」をラインアップし、2016年に発表されたのが「Z900」である。これをもってカワサキの伝統を引き継ぐ「Z」と「900」というキーワードが揃い、結果的にZ1(900 Super 4)をオマージュしたネオクラシック誕生の下地が完成。それからおよそ1年後、「Z2」こと「750RS」の車名も盛り込んで送り出されたのが、Z900RSというわけだ。

 Z1が鮮烈なデビューを果たし、2022年には50周年を迎える。盛大なアニバーサリーイヤーまでの助走という意味で、Z900RSの登場はいいタイミングだったと思う。その一方で、「Z H2/SE」という超ハイパフォーマンスモデルも追加され、姿形がクラシックであれ、モダンであれ、「Z=スポーツネイキッド」というイメージの確立に成功。カウルを備える「Ninja」ブランドとの差別化が明確になった。

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