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» 2022年02月23日 14時00分 公開

中国メーカーの快進撃! デザイン完成度アップ&欧州ブランドとの提携に勢いアリ EICMA 2021レポート

近年、2輪界で「中国メーカー」の存在感がグッと増しています。ミラノで行われた国際バイクショー EICMA2021で目を引いた注目中国バイクブランドの今を紹介します。

[Webヤングマシン]
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 「世界の工場」と呼ばれた中国は、その技術力を高め、信頼性の高いプロダクトも数多く展開している。そして近年の2輪界においては、デザインにおいても高いクオリティーを見せるようになってきた。ここでは「第78回EICMA(ミラノ国際モーターサイクルショー)2021」現地会場で目を引いた中国発ブランドを紹介する。

EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク 近年、2輪界で存在感が増している中国メーカー。EICMA 2021でも多くの来場者の目を引いた車種が多々展示された
EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク

厳しい状況だからこそ実力あるブランドが残る

 EICMA2021では、中国勢の躍進も目立った。欧州ブランドと手を組んだ彼らは、最先端の技術や洗練されたデザインを取り込み、ここ数年でその完成度が飛躍的に向上している。これまで素通りしていたブランドでも、思わず足を止めてしまうようなキラリと光る車両を数多く見ることができた。

 また、出展者としてだけではなく、老舗ブランドのビジネスに積極的に介入する中国ブランドの底力も見せつけられた。ベネリを傘下に持つQJ MOTORS(QJモータース)は、新たにMVアグスタともパートナーシップを結んでいる。

 こういった欧州ブランドと中国、さらにはインド企業との技術および資本提携はあちこちで起こっていて、EICMA終了後もその手のニュースで溢れている。パンデミック後すぐの、この厳しい経済状況での出展は、高い実力とともに優れた戦略を持つ企業であることの証拠といえる。勢いを感じて当然だ。今後の動きにも注目したい。

【レポーター:河野正士】フリーランスのバイク系ライター。ニューモデルのインプレッションから海外のカスタムバイク系イベントの取材まで幅広く活動。EICMA取材は通算で10回を超える。


CFMOTO:欧州ブランド的アプローチを見せた中国ブランド

 2022年にはKTMのマシンを使用し、モト3クラスに参戦することを発表したCFMOTO。2013年よりKTMと技術提携し、現在は中国におけるKTMの販売権を持つと同時に、KTMとの合同事業でKTM製品の中国工場を運営している。またKTMグループのデザインまわりを一手に担うデザイン会社・KISKA(キスカ)もグローバルパートナーとなり、その最新モデルと次期市販車の2台がアンベールされた。

EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク 2022年に市場投入を目指しているコンセプトモデル「SRC21」。排気量400cc以上の並列2気筒エンジンを搭載予定だ。 [写真タップで拡大]
EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク 重なり合う筋肉を表現したという外観。
EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク シートカウルは最新のスーパースポーツモデルのトレンドを取り入れ、肉抜きされている。 [写真タップで拡大]
EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク SRC21とともにアンベールされた2022年モデルの「300SR」。水冷単気筒エンジンを搭載する、スーパースポーツのエントリーモデル。 [写真タップで拡大]
EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク CFモトのヘリテイジシリーズ「700CLX」。アップハンドルを持つこの車両はヘリテイジモデル。ほかにカフェ的スタイルのスポーツがある。 [写真タップで拡大]
EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク 水冷並列2気筒エンジン搭載のネイキッドモデル「650NK」。街乗りからツーリングまでマルチでこなすCFモトのスタンダードモデル。 [写真タップで拡大]
EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク 水冷単気筒エンジンを搭載するライトウェイトスポーツモデル「300NK」。カラーTFTディスプレイなど装備も充実している。 [写真タップで拡大]

QJ MOTORS:ビッグブランドとの提携を進めるトップブランド

 QJ MOTORS(QJモータース)の親会社であるZHEJIANG QJ MOTORS(浙江QJモータース)は、BENELLI(ベネリ)やKEEWAY(キーウェイ)といったブランドを所有するほか、ハーレーダビッドソンと提携し中国における小排気量モデルの生産と販売を行うと発表している。今回のEICMAではMVアグスタとの提携もアナウンスされた。

EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク 2021年モデルとして新たに加わったアドベンチャーモデル「SRT750」は、ベネリTRK800(後述)とプラットフォームを共有する。 [写真タップで拡大]

BENELLI:イタリア生まれの新型アドベンチャー

 イタリア・サンマリノ近くの港町/ペーザロにデザインセンターを持つBENELLI(ベネリ)。ZHEJIANG QJ MOTORS(浙江QJモータース)傘下のブランドとなり、近年、デザイン力や品質も高まってきている。その2022年モデルとして登場したのが新型アドベンチャーモデル「TRK800」。TRKファミリーの最大排気量モデルで、754ccの新型エンジンとともに、新しいボディーデザインが与えられている。

EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク 新型アドベンチャーモデル「TRK800」 [写真タップで拡大]
EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク ベネリのネオクラシック/スクランブラー系モデル「レオンチーノ 800」 [写真タップで拡大]
EICMA2021で目立つようになった中国ブランドのバイク オフロードスタイルにした「レオンチーノ 800 トレイル」 [写真タップで拡大]
文・写真:ヤングマシン編集部(河野正士)(初出:2022年1月24日)
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