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» 2022年04月29日 14時00分 公開

「bZ4X」プロトタイプを試乗して分かったトヨタの本気度(1/2 ページ)

2022年5月に発売するトヨタの電動シリーズ「bZ」第一弾SUV。千葉・袖ヶ浦フォレストレースウェイで乗り味をチェックしてきました!

[月刊自家用車WEB]
月刊自家用車WEB
トヨタ bz4x試乗インプレッション トヨタ「bz4x」(価格帯:600万円〜650万円)
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トヨタ「bz4x」 常用速度域で力強く、120km/h巡航も余裕

 BEVで気になるのは高速域での効率とトルクの低下。最近の多くのBEVは80km/h以下では素晴らしくパワフルであり、内燃機車の上級高性能車にも匹敵する加速性能を示す。しかし、速度域が高くなるほど加速は鈍り、電費が悪くなるのが一般的。

 bZ4Xも例外ではなく、140km/hくらいの速度域ではNA2リッター相応くらいの印象。ただ、120km/hくらいまでは駿足。大きく加速低下を体感するほどの変化もなく、また中庸域での加速反応も良好。電費の悪化がどれほどになるかは別として、制限速度120km/h区間の高速道路でも余裕で巡航できる性能は備わっていた。なお、最高速度は160km/hに設定されているが、モーター出力の限界というより実用面のバランスを考えた設定と思われる。

トヨタ bz4x試乗インプレッション ■主要諸元(プロトタイプ/日本仕様・社内測定値)※【】は4WD車 ●全長×全幅×全高(?):4690×1860×1650(アンテナを含む) ●ホイールベース(mm):2850 ●車両重量(kg):1920〜【2005〜】 ●乗車定員(人):5 ●最小回転半径(m ):5.7 ●パワートレーン:交流同期フロントモーター(150kW【80kW 】)/【交流同期リヤモーター(80kW )】●一充電走行距離(WLTCモード):500km前後【460km前後】●動力用主電池:リチウムイオン電池(355V/71. 4kWh ) ●サスペンション前/後:ストラット式/ダブルウィッシュボーン式 ●ブレーキ:ベンチレーテッドディスク

 もうひとつ興味深いのは初期加速。ノーマルモードの4WD車は踏み込んだ直後に大きく加速を立ち上げる。まさに蹴り出すような感じだ。同じようにアクセルを踏み込んでも2WD(FF)車は立ち上がりが穏やか。ちなみに総モーター出力で10kWほど2WD車が劣るが、150kWもあれば踏み込み初期加速に差が出るはずもなく、駆動系のしゃくり等のトルク変動制御の違いと思われる。加えて蹴り出し感は刺激的ではあるがドライバビリティへの寄与はほとんどない。個人的にはトルク立ち上げを鈍(なま)し気味にしていたエコモードの方が穏やかで上品で好印象だ。2WD/4WD車のドライバビリティの違いも少なく、サーキット走行ゆえ激しい加減速も行ってみたが、エコモードでもとくに不足を感じなかった。

 フットワークは意外なほど穏やか。揺れ返しを抑えたサス制御だが、2WD/4WD車ともにロールは比較的深く、ロール軸は水平に近く感じられる。限界域でのラインコントロール性と操舵に対する反応に優れ、クセがなく扱いやすく安心感あるハンドリングだ。

 2WD車と4WD車で違いが出るのはコーナリング限界だ。4WD車の方がスタビリティ制御の介入速度が高い。ラインコントロール性の限界速度の違いと言い換えてもいいだろう。前輪駆動を意識させないハンドリングの2WD車だが、スタビリティ制御の介入で前輪駆動の限界を感じてしまう。

トヨタ bz4x試乗インプレッション FWD車のモーターは150kW(204PS)、4WD車は前後各80kwの計160kW(218PS)。0-100km/h加速はそれぞれ8.4秒/ 7.7秒だ

 もっとも、これは公道では考えられないような速度域での話であり、スタビリティ制御の介入速度の高低よりも、介入時の信頼感とコントロール性のよさの方が実際は重要。早めに介入して穏やかに済ませるのは見識でもある。

 過剰な演出を抑えつつ、BEVに乗る醍醐味が味わえる、あるいは内燃機車から乗り換えても違和感を覚えない、そんなバランスの妙味も見所のひとつである。

デザインは過剰演出せず、カジュアルで先進的

 短いリヤオーバーハングと長いホイールベースのためプロポーション的にはコンパクトに見えるが全長はRAV4より95?長く、ほぼ4.7m。ちょっと大きめだが、取り回しとゆとりの最大公約数的パッケージングといえる。

ハリアーよりRAV4に近いか

 角張ったラインとメリハリの効いた面構成が目を引く。キャラクターで言えば流麗なハリアーよりも無骨なRAV4に近い。EV縛りではなく、ガソリン車との競合でも選ばれる実用SUV。そんな狙いが姿形にも表れている。

トヨタ bz4x試乗インプレッション [ホイールベース:2850mm / 全長:4690mm]サイズはRAV4クラスで、よりロー&ワイド、ロングホイールベース、ショートオーバーハング。空気抵抗の低減と整流を徹底し、航続距離の最大化を追求している
トヨタ bz4x試乗インプレッション [全高:1600mm / 全幅:1860mm]グリルがデザインの主役となりがちなガソリン車とは異なる、BEVならではのフェイスデザインを採用
トヨタ bz4x試乗インプレッション マフラー不在のリヤビューも新鮮だ
トヨタ bz4x試乗インプレッション [灯火類]灯火はフルLED。前後ともに発光部を連ねた上下に薄く幅広なデザインを採用
トヨタ bz4x試乗インプレッション 先進感やシャープで洗練された印象をもたらしている
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