来ました自動車税の季節 日本の重課税(13年/18年)と欧米のクラシックカー優遇を比べてみると…… 多事走論 from Nom(1/3 ページ)
もうすぐ期限(原則5月31日)……毎年気が重い「自動車税納付」の季節。そういえば、日本ってなぜ「旧車」だと重課税されてしまうのでしょう。
すでに多くの読者のお手元に納税通知書が来ていることと思います。毎年、気が重くなるお知らせですが、日本では製造から13年、または18年を経過すると税金が高くなることをご存じでしょうか。サステナビリティが叫ばれる昨今ですが、2009年に作られた現代的なバイクがもう旧車扱いとは……。







製造から13年、さらに18年経過すると税金が高くなると知っていますか?
毎年4月の末か5月の初めに届くのが自動車税の納税通知書です。
バイクは市区町村、クルマは都道府県と納付先は異なりますが、毎年4月1日時点のバイク、クルマの所有者にあまりうれしくない納税通知書が送られてくることになっています。
もちろん、今年(2022年)も送られてきたのですが、家人から「そういえばウチのクルマ、もう13年以上経ったんじゃないの?」と聞かれました。初度登録から13年以上(18年以上でもう一段階高くなる)経過したクルマは自動車税が重課税(つまり、通常より税金が高くなる)になることを思い出し、慌てて車検証を確認。
筆者の車両は初度登録が平成22(2010)年9月。経過年数はまだ12年弱で、重課税となるのは再来年からと分かりひとまずホッとしたのですが、バイクは自動車税の重課税こそありませんが、登録時または車検ごとに支払う“重量税”には「13年以上(〜18年まで)」と「18年以上」の重課税があります。
ここのところ、にわかに旧車ブームが再燃しています。13年前のバイクなんてついこの間、発売されたもののような気がして、ホンダのサイトで13年前の2009年に発売されたバイク(重課税の対象となる251cc以上のバイク)を検索してみました。
列挙すると、電子制御式コンバインドABSブレーキを装備したCBR1000RR、CBR600RR、シルバーウイングGT(400/600)、DN-01、VT1300CX、シャドウファントム(750)、CB1300ST/SF/SUPER BOLD’ORでした。
さらに2008年までさかのぼると、シャドウ(750)、シャドウ・スペシャルエディション(400)、ビルトインタイプのナビゲーションを採用したゴールドウイングなども入ってきました。
さらに18年経過の2004年までさかのぼると、CB750やCBR1000RR(SC57)、VFRなどがありました。
確かに、古いと言えば古いバイクではありますが、CB1300ST/SF/SUPER BOLD’ORなどは人気モデルだっただけに一定数の車両がまだまだ現役のように思えますし、CB750は人気モデルとあって100万円を超す価格が付いた中古車もあるようです。
そういうバイクに乗る人や、欲しいと思う人は、そのものだけが持つその時代特有の価値観や風情に魅かれて、言ってみれば新しいからいい、ではない価値観を持っているのだと思います。
古いものだからと手放しで礼賛するつもりはありませんが、バイクでもクルマでも旧車に魅かれる人が一定数いるということは、やはりバイク文化/自動車文化の大事な遺産として、そういう古いバイク/クルマをとらえている側面があるのだと思います。
バイクやクルマが基幹産業の日本ですから、巷間、名車とうたわれる車両はたくさんありますが、その大半以上は初年度登録から13年/18年以上経過したモデルがほとんどです。(それに重課税するとは)まるで「そんな古いバイクやクルマに乗っていないで、新しいものに乗換えなさい」と言わんばかりの仕打ちにあっているのです。
そこにはSDGsなんていう観点はみじんもないように感じてしまいます。
もちろん、CO2の排出量削減や、さらに進んだカーボンニュートラルへの取組が地球規模で進む中、環境性能に優れているとは言えない古いバイク、クルマはその流れに逆行しているかもしれませんが、この日本の13年/18年経過による重課税には寂しい気持ちを感じざるを得ないのです。
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