（DIY）417円（！）の激安ワックスが使いやすいと評判なので買って試してみた 「フラッシュリーα」実力チェック（1/2 ページ）

休日はゆっくり自宅でクルマ・バイクいじり！　「ワックス」ってどれを選べば幸せか、意外と悩みませんか？　ちまたで評判という417円のカーワックス、その実力は……？

[Webヤングマシン]

　世に多く出回るバイク用ワックス。数ある中から最適なものを選ぶのは至難の業です。「コスパ」を重視するバイクメンテナンス系ユーチューバー・DIY道楽テツ氏が「安いのにクチコミで高評価」というワックスをチェック。お値段は税込みで417円！　その実力は……？

お値段は417円！　高評価という激安ワックス、その実力は……？

【YouTubeクリエイター:DIY道楽テツ】バイク雑誌の編集に携わったのち、20年以上の溶接の経験を生かしててDIYに勤しむYouTubeクリエイター。「バイクを元気にしたい！」というコンセプトで定期的に動画を配信している。最近では徒歩旅に目覚めたという。1976年生まれの2児の父。DIY道楽（メインチャンネル） / のまてつ父ちゃんの日常（サブチャンネル）

ぶっちゃけ、ワックス選びって悩みませんか？

　バイク用ワックスというと、みなさんはどんなワックスがお好みでしょうか？

　この世にワックスというものが生み出されてから幾年月。固形、ハンネリ、液体、はたまたスプレーなどの仕様から、つや、耐久性、撥水性、親水性、耐汚性…。あらゆる方向性で進化と変化を繰り返し、クルマ用も含めてその種類は星の数ほどあります。価格帯もピンキリです。正直、一生かかっても全部試すことはできないでしょう。どれがいいか、正直悩みますよね。筆者も悩んでおりました。

　安いものより高級なものの方が高性能なのは分かっていても、高いからといってそれが自分にとって合ってるかというとさにあらず。欲を言うならば、「使いやすく」て「艶が出」て「撥水性」も高くて、そして「安い！」なら、それがベストではないでしょうか。

　そんなワックスあるのかって？　…いやいや、実はあったのですよ（ニヤリ）。

　多くのバイク乗りやDIYユーザーにとって、もはやマブダチ状態の通販サイト「モノタロウ」のプライベートブランド「男前モノタロウ」。その中からワックスを探していたら、高評価レビューが非常に多いアイテムを見つけました。今回はコチラ「フラッシュリーα」を試してみたいと思います。べべん!!

【男前モノタロウ フラッシュリーα】●適合塗装色:全塗装色対応 ●価格:417円（税込） ●内容量:1本(200mL) ●成分:カルナバワックス/シリコーンオイル/界面活性剤/メタノール/イソプロピルアルコール/フッ素系樹脂/有機酸/防腐剤/水

激安ワックス「フラッシュリーα」の実力やいかに？　実際にテストしてみます！

　今回は、長期間の雨ざらし経験があるヤマハ「RZ50」を用意しました。ほとんど水を弾かないタンク、その表面は光を当てると見えるくらいの細かい小傷が無数についていて、艶もなくなってしまっています。

　こんなRZ50が、フラッシュリーαでどれぐらいの撥水効果とツヤを取り戻すことができるでしょうか？

ほどよくツヤがなくなっているRZ50で試してみます！

遠目ではそこまでひどくはないが、寄ると細かく入った傷のせいで光の反射が鈍くなっていて、ツヤも失われている。撥水性もイマイチ…

違いが分かるようにマスキングテープで仕切って検証

男前モノタロウ フラッシュリーαの使い方

　まずいつも通りに洗車。表面に付着した汚れや埃を洗い流し、十分キレイになったら水分を軽く拭き取ります。

　フラッシュリーαを布に適量取って、ボディーに薄くムラなく塗り拡げます。液体状なので、塗るのは簡単。固形ワックスのようなチカラを入れる必要も、伸ばすときの抵抗もありません。ワックスの伸びもよく、塗り始めに弾かれるようなこともありませんでした。普通に水を拭き取る感覚で塗り広げることができます。その後、きれいなウェスで拭き残しのないように拭き取ります。

最初に洗車して大まかな汚れを洗い流し、水分を軽く拭き取ります

フラッシュリーαを塗っていきましょう。濡れたボディーでも使えるとのことなので、多少の水分が残ったままでも大丈夫。拭き上げタオルをそのまま使ってフラッシュリーαを塗ってもよいでしょう

拭き上げも軽い。すいすい拭き取ることができました。難点を挙げるとすると、塗り広げから拭き上げまでワックスは透明のままなので、拭き残しがないかどうかを判別しにくかった……くらいです