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「予告.in」が1日で進化 携帯版も構築中ねとらぼ

ネット上の犯行予告を集約・共有するサイト「予告.in」が1日で進化した。犯罪と関係のないいたずら書き込みを制御するためフォームを改良したほか、携帯電話用サイトも構築中だ。対抗サービス「予告.out」も登場。

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 ネット開発者で構成するベンチャー企業・ロケットスタート矢野さとるさんが6月12日に公開した、ネット上の犯行予告を集約・共有するサイト「予告.in」が1日で進化した。犯罪と関係のないいたずら書き込みを制御するためフォームを改良したほか、携帯電話用サイトも構築中(犯行予告収集サイト「予告.in」公開 「0億円、2時間で作った」)。

 予告.inに対抗し、個人開発者の通称「はまちちゃん」が13日、「予告.out」という“予告用掲示板”を公開した。投稿したテキストがすべてGIF画像で出力される掲示板で、テキストを投稿しても、検索にはヒットしない。

予告.in、フォームを改良 携帯版も

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 予告.inの投稿フォームは当初、テキストを自由に投稿できるフォームを1つだけ設置していたが、関係ないいたずら書き込みが多かったため改良。URLの投稿フォームと、予告内容を説明するテキスト投稿フォームの2つを設置した。

 当初、投稿された内容はそのままTwitterやメーリングリストに流れる仕組みだったが、いたずら書き込みが大量に流れることを防ぐため、投稿内容を整理する掲示板を新たに設置した。

 掲示板では、ボランティアユーザーが、危険度が高いとみられる投稿を選んで投票し、得票数が多いものを順次Twitterやメーリングリストに流すような仕組みにする。この仕組みは現在開発中で、13日中には完成するという。

 携帯電話版も、ロケットスタートの村上福之さん(携帯電話サービスベンチャー・クレイジーワークスを経営)と協力して構築中。13日中にはある程度の機能を実装して公開できそうという。

 予告.inにはすでにかなりの数の犯行予告が投稿されている。矢野さんは、この情報を犯罪防止につなげる手段を検討中で、関係機関と協議している。

予告.outも

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 はまちちゃんが公開した予告.outは、名前と予告内容(140文字程度)を入れて投稿する掲示板。投稿したテキストは、GIF画像で表示されるため、検索エンジンからテキストを見つけ出すことはできない。

 はまちちゃんはブログで「サーチエンジンとか、2億円の検知ソフトとか、0億円で2時間の犯行予告共有サービス(予告.in)とかにも、たぶん引っかからないから、いろんな予告が安心してできるよね!」としているが、画像のURLを指定して画像に直接アクセスすることはできるため、予告.inに画像URLを投稿することはできそうだ。

 「みんなが、お互いを監視しあったりとか、ギスギスしたりとかせずに、いろんな予告を安心してできる世の中になったらいいなーって思って、がんばって作ってみました! 犯行予告なんかに使っちゃだめですよ!! ぜったい!」(はまちちゃん)

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