あの人のすべてが丸分かり!? 人物検索「SPYSEE」:ねとらぼ
人物名を入力すると、その人についての情報をネットから調べ尽くしてくれるという検索サイト「SPYSEE」がオープンした。なかなか正確で詳細な結果が出る。
ある人物の情報を、ネット上から調べ尽くす――そんな検索サービスが登場した。3月に設立されたばかりのベンチャー企業・オーマが運営する「あのひと検索 SPYSEE」だ。
「セマンティックWeb技術を使い、Web上から人と人の関係を見つけ出して見える形にするサービス」というふれこみ。人名を入力すれば、顔写真やプロフィール、関係の深い組織、つながりのある人物、関連動画などをネットじゅうから探し回って表示する。ネット上に情報の多い有名人の場合は、かなり正確・詳細な結果が出て驚く。
例えばソフトバンクの孫正義社長で検索すると、「1957年生まれ、佐賀県出身の日本の実業家」というプロフィールや20枚以上の顔写真を表示。関連する組織として「ソフトバンク」「Yahoo! JAPAN」などを、関係が深い人物として、実弟の孫泰蔵さんやソフトバンクホークスの王貞治監督などを、関連の深い作品としてiPhoneなどを表示する。
米Microsoftのビル・ゲイツ氏なら、つながりのある人物としてスティーブ・バルマー氏やスティーブ・ジョブズ氏などが表示される。
ネットで話題の人物でいろいろ検索してみた。2ちゃんねる管理人の西村博之さん、字幕.inを開発した矢野さとるさん、はてな社長の近藤淳也さん、“ブログの女王”眞鍋かをりさん――不正確とみられる情報が出てくる場合もあるものの、普通の検索しただけでは分からない人間関係が分かったりして楽しい。
WikipediaやWeb検索などを駆使する複雑なアルゴリズムで関連の深い情報をピックアップしているという。検索精度も日々改善しているそうだ。機能説明などによると、つながりのある人物は、「ある人物と他の人物がWeb上でどのくらい一緒に出現しているかを分析して表示している」という。
ある人を検索し、その結果に出てきた別の人をクリックし――と、遊び始めるとえんえん時間が経ってしまいそうなサービスだ。
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