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紙の絵本を“デジタル化” 音を付けたりアニメ化できる「えほんスタジオ」:ねとらぼ
紙の絵本をスキャナで取り込んで“デジタル絵本”を作り、効果音を付けたりアニメにできるソフトを、河合楽器が発売する。
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手持ちの紙の絵本を“デジタル絵本”に――河合楽器製作所は、絵本をスキャナで取り込み、効果音や動きを付けて楽しめるソフト「親子でわくわく えほんスタジオ」(1万5750円)を9月24日に発売する。
紙の絵本をスキャンするかデジタルカメラで撮影し、画像としてPCに取り込むと、PC上でページをめくるようにして読むことができる。
BGMや効果音を付ける機能もあり、雷のシーンで雷鳴をとどろかせたり、犬のイラストをクリックすると「ワンワン」と吠えたり――と場面を盛り上げることができる。BGMは165曲、効果音は304種類から選べる。
音声を吹き込むこともでき、録音した朗読音声を、絵本をめくりながら再生するといったことが可能だ。
絵本のイラストにアニメ効果を付け、動画にできる機能を備えた。主人公のイラストをジャンプさせたり、ズームしたり、絵本の特定のシーンに雨や雪が降らせるなど、50以上の効果を組み合わせ、絵本を“動かす”ことができる。
できあがった“絵本動画”をDVDに書き込んでテレビで視聴したり、絵本の画像を印刷してぬり絵に使うといった活用法もある。作ったデジタル絵本は、家庭内で私的に利用する限り、著作権法上問題ないとしている。
2〜4歳の子どもを持つ親などを対象に販売し、初年度は3000本の販売を見込む。
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