「お父さん、お母さん!」涙で競う感動披露宴 Flashゲーム「ザ・結婚式〜涙のスピーチ」:ねとらぼ
新郎・新婦になったつもりで披露宴のスピーチを入力し、涙の量を競うFlashゲームがある。その名も「ザ・結婚式〜涙のスピーチ」だ。
愛する人と迎えた念願の結婚披露宴。「それではここで、ご両親への気持ちをしたためましたお手紙をご披露いただきます」――いよいよクライマックスがやってきた。
とは言ってもこれはゲームの話。新郎・新婦になったつもりで披露宴のスピーチを入力し、涙の量を競うFLASHゲーム「ザ・結婚式〜涙のスピーチ」だ。結婚式場の情報サイト「2story.net」で、無料でプレイできる。
ゲームの目的は、両親へ感動のスピーチを届けること。「新郎」か「新婦」のどちらでプレイするかを選び、吹き出しの中にスピーチのせりふを入力。プレイヤーのスピーチに両親が心を打たれると涙を流し、「涙のビーカー」に溜まっていく仕組みだ。
せりふ入力は8回。1回当たり50文字まで入力できる。特定のキーワードを多く含んでいるスピーチほど涙量が増えるが、入力に時間がかかったり、NGワードを入力すると、感動もさめて? 涙の量も減っていく。涙量がトップ10に入ったスピーチはサイト上で紹介する。現在の1位は、涙量が1633リットルだ。
記者(女)もやってみた。結婚の予定はないが、予行練習のつもりで「新婦」を選択した。ゲームのバックではスローテンポの静かな音楽が流れ、気分を盛り上げてくれる。
まずは「お父さん、お母さん、今日まで育ててくれてありがとう」と入力した。すると両親が号泣し、240リットルの涙がたまった。スタートは良い感じだ。
だが、その後は気の利いたせりふが思い浮かばず、苦戦。「お父さん、お母さん、大好きです」などと入力してみたが、両親はうなづくだけで、涙を流してくれない。記者がもたもたしているうちに、両親は怒った顔になってしまった。涙量も減り、結局マイナス7280リットルと大失敗だった。
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