ジャレコ社長、自らスレを立て2ちゃん降臨 自社製品は「クソゲー」:ねとらぼ
ゲームメーカー・ジャレコの加藤貴康社長が、2ちゃんねるに自らスレッドを立て降臨。自社製品を「クソゲー」と呼ぶなど、ねらーからの質問に率直に答えていた。
ゲームメーカー・ジャレコの加藤貴康社長がこのほど、2ちゃんねるの「芸スポ速報+」に自らスレッドを立てて“降臨”し、2ちゃんねらーの質問に率直に答えた。
スレが立ったのは6月7日の午前3時2分で、スレタイは「【ジャレコ】ジャレコ社長加藤タカのブログが祭り状態で2ちゃん管理人から有名人扱いされ記者になった社長は勘違い野郎決定」。加藤社長は長島☆自演乙☆雄一郎選手の名をもじったとみられる「加藤☆自作乙☆タカφ★」という名前で登場した。
スレの「1」で、「2ch管理人(編注:芸スポ速報+記者の管理人)さんから有名人記者に誘われ、完全に勘違いした加藤☆自作乙☆タカです」と発言。2ちゃんねるの中でも「+」が付くNews系の板のうち、決まった板でスレッドを立てられる「記者ボランティア」だと自己紹介も兼ねて説明した。
その後しばらく書き込みがなかったが「なんか言え、加藤 寝るぞ」という書き込みに答えた「なんだよ」を皮切りに、質問に回答するように。「MMOと家庭用ではどっちに比重置いてんだ?」という質問に対し「当社としましては、当面家庭用に重きを置いて… 2年ぐらいしたらみんなDLコンテンツ&オンラインになるでしょ」と答えたり、「失礼だが子供の頃はクソゲー製造会社というイメージだった」という書き込みに「私なんか今でもそうだよ。私の代で変えたいと思ってます。クソゲー」など率直な考えを披露した。
加藤社長の最後の書き込みは、スレを立ててから約2時間半後の午前5時37分。「こんなスレはもう立てません^^;」と書きつつ、次に出すゲームのヒントやスレでねらーの質問に答えた感想などを、ブログに書き込む予定と述べている。
加藤社長は6月3日にもブログで、「倒産なんかしねーよ!」というエントリーを投稿、「ジャレコは倒産なんかしねーよ! 倒産させたかったら勝負しろ! このタコ野郎!!!」と発言し、Web上で話題になっていた。
ジャレコは名作を送り出してきた老舗ゲームメーカー。2000年ごろから経営をめぐって混乱が続いてきたが、最近、親会社がゲーム関連企業になった。6月2日には「もの作りを大切にする本来の姿に戻りたい」と、公式サイトで「崩壊への序曲」と題した“自虐ネタ”的カウントダウンをスタート、8日にはユーザーからアイデアを募集してゲームに反映させるプロジェクト「the:rpg」を発表するなど、ジャレコはネットで復活ののろしを上げまくっている。
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