1カ月で130万ユーザー 中国発のmixiアプリ「サンシャイン牧場」人気:ねとらぼ
中国発のmixiアプリ「サンシャイン牧場」が、1カ月で130万ユーザーを突破した。「会社でもついプレイしてしまう」と、“中毒症状”を訴えるユーザーも。
mixiアプリの育成ゲーム「サンシャイン牧場」が人気だ。9月4日の正式公開から約1カ月で130万ユーザーを突破。「外出中も牧場の様子が気になってそわそわする」「会社でもついプレイしてしまう」という“牧場中毒”ユーザーもいるようだ。
サンシャイン牧場は、中国第2位のソーシャルゲームメーカー・Rekooが運営しているmixiアプリだ。野菜や果物など作物や家畜を育てて販売する、という操作を繰り返し、牧場の「レベル」を上げていく仕組みで、「グラディウス」など日本のメーカー製アプリを引き離し、ユーザー数ランキング1位を長く維持している。
ミソはソーシャル機能だ。友人を招待すればアイテムがもらえるほか、友人の牧場を訪れ、作物を刈り取ったり水をあげたり、害虫(駆除すると収穫高が上がる)を入れたりなど、作物を世話し合ったり取り合ったりできる。牧場レベルをマイミクシィ同士で競うランキング機能があり、レベルを上げ合戦もヒートアップする。
種をまいてから収穫できるまでには数時間かかり、収穫までの残り時間も作物ごとにカウントダウンされる。「自分の作物が収穫できるようになればすぐにもぎ取らないと、マイミクに見付かって収穫されてしまうので、キッチンタイマーを使って作物が実るのをスタンバイしている」「仕事中もこっそり、小さなウィンドウを開いてチェックしている」という“中毒”ユーザーもおり、サンシャイン牧場がきっかけでmixiに頻繁にログインするようになったという人も多い。ファンによる攻略Wikiも作られている。
作物を育てるソーシャルゲームは中国では一般的なようで、mixiアプリユーザー数3位(約50万ユーザー)の「みんなの農園」も、サンシャイン牧場とほぼ同じ仕組みだ。運営元はRAKOOで、Rekooそっくりの社名だが、RAKOOは中国YICHAグループ日本法人の子会社で、Rekooとは全く関係ないようだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「mixiアプリ」PC版を正式公開 「グラディウス」「テトリス」など130種類以上
PC向け「mixiアプリ」が正式公開。「グラディウス」「テトリス」といったゲームや便利ツールなど、好みのアプリを追加して楽しめる。 - 「mixi始まって以来、最大の変化」――笠原社長に聞く「mixiアプリ」
mixiアプリは、「mixi始まって以来一番大きな変化」と笠原社長は期待する。現在、一番人気は「はちゅねミク」のネギ振りアプリだが、長くヒットするアプリの性質は異なるという。 - 「ネギ振りミク」から「やる夫時報」まで mixiアプリ、200以上公開中
オープンβテスト中のmixiアプリを試してみた。一番人気は「はちゅねミク」がネギを振るアプリだ。 - 「ブラウザゲーム」日本でも火が付くか Vectorが参入、AQなどゲーム提供
欧州や中国で拡大している「ブラウザゲーム」を日本でも――ベクターがポータルサイトを設立し、AQが開発した「ブラウザ三国志」などを配信する。 - ねとらぼバックナンバー