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iPad版からMac版へのデータ読み込みが可能になったGarageBandを試してみた

Mac版GarageBand '11のバージョンアップでGarageBand for iPadのプロジェクトファイルを読み込むことが可能になったので、早速試してみた。

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 Mac版のGarageBand '11がバージョンアップされ、6.0.2になった。これにより、GarageBand for iPadのプロジェクトファイルを読み込むことが可能になった。

 GarageBand for iPadはiTunesを経由して、ミックスダウンしたAACファイルと、トラック毎のデータを保持したGarageBandプロジェクトファイルの両方を書き出すことが可能だったが、Mac版GarageBandでは読み込むことができず、アップデート待ちの状態が、iPad版が発売された3月11日以来続いていた。

 182Mバイトある「互換性アップデート」を適用したGarageBand '11 6.0.2で実際に試してみた

 iPad版で作成した8トラックのプロジェクトファイルを読み込んでみたところ、すべてのトラックを読み込み、編集・再生することができた。

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読み込めるが、シーケンスデータとしては存在するのに聴こえない場合も

 ただし、Smart GuitarのHard Rockでソロギターを弾いたトラックで、スライドしたときのノートの一部が再生されないなど、一部互換性が不十分なところも見受けられた。

 このほか、Smart GuitarのトラックをMacに読み込んだときに設定される、ストンプボックス、アンプという新たなエフェクトの設定、オルガンのソフトウェア音源におけるドローバーの細かい設定など、Mac側ではコントロールできない部分がいくつかあることから、Mac版の機能向上が今後の課題となりそうだ。

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