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夏場の電力不足、自販機はどういう対応をしているのか?

電力不足を補うために自動販売機を停止するべきとの声が上がる中、すでにエコベンダーで対応していると日本自動販売機工業会は告知している。

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 日本自動販売機工業会は、昨今の電力供給不足に伴い自販機の稼働を停止すべきとの意見があることを受け、夏場の電力需給を平準化するために施策を1995年から実施している旨を改めて告知している。

 これはエコベンダーと呼ばれるもので、缶・PET清涼飲料自販機は7〜9月の3カ月間の平日に限り、電力需要の少ない午前中から午後1時に商品を冷やしこみ、午後1〜午後4時の3時間は冷却機の運転を停止するピークカット機能を有している。ピークカット時の3時間で使用する電力は、紙幣や硬貨の識別で使用するなど1台あたり17ワット。現在、全国の缶・PET清涼飲料自販機はすべてピークカット機能付きのエコベンダーになっている。

 なお、電力消費を抑えるために東京電力管内全域、および東北電力管内計画停電地域の自販機は、3月16日から計画停電終了時まで24時間消灯を屋内外問わず実施している。

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