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ストリートビューに鈴鹿サーキットや鎌倉大仏 初の“水上ビュー”も
「Google マップ」のストリートビューで名所の内部を公開する「スペシャルコレクション」に、白川郷や鈴鹿サーキットなど30カ所が追加された。東京湾で撮影した水上ビューも。
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Google日本法人は4月11日、「Goole マップ」のストリートビューで、世界遺産の白川郷や姫路城、鈴鹿サーキット、鎌倉の大仏など国内30カ所の写真を新たに公開した。東京湾で船上から撮影したという初の“水上ビュー”もある。
遊園地や動物園、寺社といった名所の内部をストリートビューで閲覧できる「スペシャルコレクション」の一環。国内ではこれまでに旭山動物園や原爆ドーム、厳島神社など53カ所を公開してきた。海外では、イタリア・ローマのコロッセオの写真などを公開している。
新たに追加したのは、白川郷、姫路城、天龍寺の世界遺産3カ所のほか、京都市動物園、桂浜公園、父島、高徳院(鎌倉)の大仏など。西武ドームの写真ではグラウンドから360度見渡せる。鈴鹿サーキットの写真ではレーサーのような気分でコースをたどることができる。
ストリートビュー初の“水上ビュー”も公開した。東京湾の日の出桟橋からお台場までの風景を閲覧できる。ストリートビューの写真を撮影する専用自転車を船に載せて撮影した。
Googleではスペシャルコレクション用写真の撮影申し込みを、施設のオーナーなどから受け付けている。撮影代などは無料。同社の村上陽祐プロダクトマネージャーは「応募にはできるだけお応えしたい」と話している。
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