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アジアのIPv4アドレス在庫が枯渇

日本のIPアドレスを管理するJPNICは、IPv4アドレスの通常割り振りを終了した。

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 アジア太平洋地域に割り当てられたIPv4アドレスの在庫が4月15日で枯渇した。同地域のIPアドレスを管理するAPNICが発表した。

 日本のIPアドレスを管理するJPNICはこれに伴い、IPv4アドレスの通常割り振りを終了した。同組織は独自のアドレス在庫を持たず、APNICと共有しているためだ。


IPv4アドレスの現在の在庫状況(JPNICのWebページより)

 今後はAPNICの最後の/8ブロック(約1670万アドレス)からの分配を開始する。 新規の事業者およびIPv6への移行のための利用を想定するとしている。また分配済みアドレスの新たな再利用方法として、IPv4アドレス移転制度を7〜8月に施行することを検討しているという。

 インターネットドメイン管理団体ICANNなどは、次世代IPアドレス規格IPv6への移行を促している。

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