ニュース
「ユーザーの投稿した写真はユーザーのもの」 Flickrが説明
TwitPicが投稿写真の権利に関する規約をめぐって炎上したことを受け、Flickrがあらためてユーザーの写真の権利について説明した。
advertisement
ユーザーが投稿した写真はすべてユーザーのもの――写真共有サービスのFlickrが、コンテンツの権利に関してあらためて公式ブログに説明を掲載した。写真投稿サービスTwitPicの利用規約をめぐる騒動を受けてのことだ。
TwitPicの規約では、写真を投稿すると、TwitPicに写真の利用を認めることになるとされており、ユーザーの反発を招いた。Flickrは、「オンラインで写真を共有することが、自分の写真の権利を放棄することであってはならないと強く感じている」と述べている。
「われわれの利用規約は、FlickrおよびYahoo!はユーザーが投稿した写真を所有しないと明記している。ユーザーがFlickrにアップロードした写真の所有権を保持している」
Flickrの利用規約では、Flickrが「コンテンツをアップロードし、表示する」(ユーザーの写真をさまざまなサイズで表示するなど)ためだけにユーザーのコンテンツを利用することを認めている。
Flickrは、ユーザーが自分の写真のライセンスを設定できることも強調している。デフォルトでは「All Rights Reserved」だが、クリエイティブ・コモンズも選択可能だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- TwitPicの写真は誰のもの? 著作権に関する規約めぐり炎上
TwitPicがユーザーの投稿写真を好きに利用できるように見える規約改正に、ユーザーから反発の声が上がった。 - mixi新規約見直し 「ユーザーに著作権」を明記へ