「ゾンビ襲来にどう備えるか」――米政府機関がサバイバル方法をアドバイス?
緊急避難キットを用意しておくこと、家族と緊急時のプランを考えておくこと――米疾病対策センターの「ゾンビ対策」アドバイスが話題に。
ゾンビが発生したらどうすればいい?――感染症対策を研究する米政府機関、疾病対策センター(CDC)がゾンビ発生時の対策を伝授しています。
CDCは先ごろ、公式ブログに「ゾンビ襲来への備え」と題したエントリを掲載。「私たちが備えておける緊急事態はいろいろあります。例えばゾンビとか。そう、ゾンビです。今、笑っている人もいるかもしれませんが、実際にゾンビが現れたら、読んでおいてよかったと思いますよ」と、具体的な対策を説明しています。
同センターが伝授するゾンビ対策は、まず緊急避難キットを用意しておくこと。安全な場所を見つけられるまでの数日をしのげる水や食料、医薬品や道具(万能ナイフなど)が必要です。キットに入れておくべきアイテムの完全なリストはこちら。
次は家族と緊急時のプランを考えておくこと。どこへ逃げるのか、ゾンビが戸口に現れたら誰に電話するのか決めておく必要があります。ゾンビに侵入された場合に家族が集まる場所を選び、警察や消防などの緊急通報先をリストアップし、避難ルートを決めておく――CDCはこうアドバイスしています。
皆さんお気づきと思いますが、CDCのアドバイスはすべて自然災害が起きたときにも通用するもの。実は、ハリケーンシーズンの到来に向け、災害対策に興味を持ってもらうための作戦だったのです。狙いは見事に当たって、通常は週に1000アクセス程度のCDCのブログが、ゾンビ対策のエントリは1日で3万アクセスを集めました。
とはいえ、CDCはゾンビ発生にも備えているもよう。「もしもゾンビが通りをうろつきだしたら、CDCはほかの疾病の発生時と同様に調査を行い、市や州、各国のパートナーを技術的に支援し、ゾンビまん延に対処します」と述べています。
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