ニュース
4000万円の3Dプリンタで、自分フィギュア化計画:あんなところまで再現!?(3/3 ページ)
4000万円の3Dプリンタと350万円の3Dスキャナで、自分のフィギュアを作ってみた。色付け前のためデスマスク風ではあるが、なかなかの出来で大満足!
advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
有効活用しよう
せっかく作ったのだから、有効活用しなくては。目標は最初に書いた通り“ちやほや”されること! まずは頭部を会社の受け付けに置いてみた。あれ、創業者の像っぽく見える。偉くなった気分が味わえてなかなか良いではないか。撮影中、来客に遭遇して2度見されたが気にしない。
全身バージョンはフィギュア好きの上司の机にそっと置いてみた。上司お気に入りの綾波レイのフィギュアを見下ろす好ポジションを確保する。机に飾られたほかのフィギュアと比べ、白くてデカいせいかかなり目立つ。「綾波の横に置くなよーっ」――上司にすぐに見つかって嫌がられた。なぜだ……。
いっそのこと、お見合い写真の代わりに使ってみるのはどうだろう。会う前から親しみを持ってもらえそうな気がする。「君と初めて会った気がしないよ」「そんなぁ照れますぅ」「あらあら気が合うのね。では後は若いお2人で」――みたいな展開も夢じゃないかもしれない。むふふふ。
一緒にお出かけしてみた
愛着がわいてきたので、一緒にお出かけしてみよう。まずは渋谷のハチ公像の元へ。ハチ公の前足の間にすっぽり収まり、記念撮影する。撮影する記者が不審すぎたのだろうか。こちらを不思議そうに眺める通行人の視線がとても痛い。
ちやほやされたい願望が叶えられなかった記者は、傷ついた心を癒すため、分身とともにお台場の海へ。自由の女神像に“ガンを飛ばし”たり、レインボーブリッジを背景に砂浜に埋もれたりしていじけるのだった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 3次元プリンタで私がフィギュア化されるまで
3次元スキャニングから造形までの過程をレポート。今回のサンプルは人間。“女子なあの人”を3次元プリンタから出力する。 - 自作CGをフィギュアに SNS「Cg」で立体出力サービス
3DのCG作品を投稿出来るSNS「Cg」で、投稿された作品をフィギュアにできる立体出力サービスがスタートした。 - フルカラー3Dプリンタ、さらに大きな模型も可能に 「ZPrinter」新製品
石膏の粉を固めて立体模型を作れるカラー3Dプリンタ「ZPrinter」の新製品が発売された。造型可能サイズは同シリーズで最大だ。 - 世界初の「フルカラー3Dプリンタ」で何を作る?
石膏の粉にインクと接着剤を吹き付けると、立体模型が完成――カラーデザインの展示会で、世界初というカラー3Dプリンタが紹介されている。 - あなたもプラモデルになってみませんか? バンダイ「ペラモデル」
バンダイは、自分や家族、友達などをモチーフにしたオリジナルフィギュアを作成できる「ペラモデル」を7月18日に発売する。 - “自分の顔”が仮面ライダーフィギュアに、バンダイ「自分魂」
この世に1体の“自分の顔をした仮面ライダーフィギュア”が作成できる。