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JR東海、リニア新幹線の中間駅候補地を発表 相模原市など

JR東海はリニア新幹線の東京−名古屋間中間駅候補地を発表した。神奈川県は相模原市、山梨県は甲府盆地南部となり、長野県については発表を見送った。

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 JR東海は6月7日、2027年開業予定のリニア中央新幹線について、東京−名古屋間の中間駅候補地を発表した。


路線建設のための環境調査対象計画区域および事業実施想定区域

 中間駅の候補地は、これまで検討されてきた通り1県1駅として、神奈川県が相模原市、山梨県が甲府盆地南部(甲府市、中央市、昭和町周辺)、岐阜県は中津川市西部となっている。長野県については、路線建設のための環境調査対象区域のみの発表にとどまった。東京の始発駅となる品川、相模原、名古屋の各駅は地下駅で、それ以外は地上駅となる。

 長野県を通過するルートは、長野県側が北へ迂回(うかい)するルートを要望していたが、最終的に直線で通過する南アルプスルートに決定した。中央新幹線は東京から大阪まで、名古屋を経由するリニアモーターカー式の新幹線で、最高設計時速は505キロ。東京−大阪を最短約1時間で結ぶ予定。


木曽谷ルート(A)、長野県が希望していた伊那谷ルート(B)、最終決定した南アルプスルート(C)

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